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54回解説 一般知識【過去問】

【第54回】学科試験:一般知識編の解説・復習

このページの活用方法

使い方のルール

は正しい、は誤り、黄色は理解必須項目とまずは捉えてね。

黄色い☆←合格最低点の11点をとるために落としてはいけない基礎的な問題は各問の問〇の所に黄色い☆を記入してます。ここを落としていると合格は厳しいから基礎固めをしよう。

各選択肢の左の記号←赤い〇青い×緑の△のどれかが振られている。正誤問題の各選択肢において、赤〇は悩まずに正しいとわかって欲しい、青×は悩まずに誤りだとわかって欲しいという記号。緑の△は悩んでもしょうがないor他の選択肢の正誤によって分からなくても正解の選択肢を導けるから問題ない、という少し正誤の判断の難しいレベルの選択肢です。

復習の優先度は赤〇青×が漏れなく定着し、余力がでてくれば緑△の選択肢を復習しましょう。

各選択肢の黄色い下線とその下の○×←その選択肢が正誤どちらか判断する際のチェックポイント。黄色い下線部は暗記必須事項なので漏れなく理解してね。当たり前だけど赤〇は正しい記述青×は誤った記述であることを示してます。

書き込みスペースの関係で、正答を導くまでのフローの位置関係が少しバラついているので許してください。

ただ、個人的には用紙1枚に問題文も選択肢も正答も要点もまとまっていた方が復習しやすく整理もしやすいので、僕は常に問題用紙に書き込みながら復習と見直しをしていたので参考にしてみてね。

反復が必要な暗記は、キレイに分類してまとめ、見返しに時間や手間がかかるよりは、見返しやすさや手軽に反復できるようになるべく少ない媒体にまとめておいたほうがいいと思う!!

自分なりの暗記法や復習方法が確立している受験生はあえて方法を変える必要はないけど、まだ学習方法が定まっていなかったり、いまの暗記方法で成果が出てなければ参考にしてほしいです。

問1

大変基礎的な問題。各選択肢をみていきます。

(a)気層Aは高度100~120km前後で熱圏。赤下線の【高度が高いほど気温も高い】はマストの暗記事項。前半の波長の長さや吸収に関して(光電離)も押さえておいてほしいけど、わからない場合はのちの選択肢で搾れるかもしれないので飛ばそう。

(b)電離層は光電離によって生成される。それは正しいけど存在する高度が誤り。電離層は高度80kmから上空に広がるんで、気層Bには一部しか含まれず、大部分は気層Aに存在するよ。

(c)オゾンが最大となるのは成層圏。その中でも高度25km付近がもっとも数密度が大きい。気層Cは中間圏だ。ここを間違える合格は難しいから見直してね。

(D)気層Dは【対流圏】。対流圏は読んで字のごとく、大気の鉛直・水平の対流により気温や水蒸気が移動し、気温は平滑化されやすい。水蒸気の凝結過程とは難しく書いているが潜熱のこと。ここもしっかり押さえよう。

ということで、問1は(b)~(d)までの基礎的な内容を正答できれば(a)の正否がわからなくても正答できる問題でした。

ただ、(a)も難しいというレベルじゃないぁら、余力のある人はここもきちんと覚えてね。

問2

気体定数という言葉が出てきたら、ほぼほぼ【状態方程式】を使うと思って大丈夫。気象予報士試験で気体定数Rをつかうのはこの式ぐらいだと思う。

そして、分圧。【けた気】と全圧体の気】。数回前の試験ぐらいから出てくるようになったからきちんと言葉の意味を理解しよう。

【大気の気圧(全圧)=乾燥空気の分圧+水蒸気の分圧】

のことだよ!!

状態方程式で水蒸気の分圧を求め、全圧である1008hpaから求めた分圧を引けばよい。という問題でした。

問3・問4

問3

みんな苦手な温位の問題。温位は温度+位置エネルギーの略称だと考えるとイメージしやすいと思う。(厳密には違うと思うけど…)

空気塊が上昇すると気温が下がる代わりに位置エネルギーが増える。その逆もしかりで、水蒸気の潜熱がかかわらない限り、一つの気塊の温位は一定。だけど、高度Bを越えた時、空気塊が飽和し、水蒸気の蒸発により潜熱が放出され乾燥断熱減率から湿潤断熱減率へと変化する。ここで、一定だった温位に潜熱という外的要因が発生し温位が変化してしまったのが、問題の図である。

相当温位は1つの空気塊がもつ温度+位置エネルギー+潜熱(水蒸気量)すべてを考慮したものだとかんがえるといい。相当温位は潜熱による変化も考慮されているから、高度や飽和or未飽和にかかわらず相当温位は一定。

問4

温度風は難しい概念だけど、ホドグラフを使うと大体解決するんじゃないかな。

二つの高度間の風向風速を1枚の図で表し、高度間の風向風速シアの差をホドグラフで表現したものが温度風。

今回は地点Aと地点Bの二地点でそれぞれホドグラフを作り温度風を作図する問題だね。

高度間の平均気温の勾配の向きが温度風の風向に、温度勾配の大きい=温度傾度が大きいほど温度風の風速も強くなるのを覚えておこう。

問5・6

問5

単純な正誤選択問題。

(a)エーロゾルは大気中のいろいろな成分や微粒子を指してて、ものによっては吸湿性の成分もあったりと、霧の発生に大きく影響しているよ。

(b)これは僕も知らなかった。釧路沖では初夏に太平洋高気圧からの暖湿な大気が冷たい海面に移流してくることで大気が冷やされ水蒸気が凝結して移流霧を起こすメカニズムがここでいう海霧らしい。なので×です。

(c)文章通り。風が強いと対流が起こりやすく気温も平滑化され、地表付近だけ霧が発生するほど冷えるということが起こりにくい。

(d)文章通りだ。

(b)がわからなくてもそれ以外の選択肢が基礎的なので、ここを取れると12点が見えてくる!!

問6

(a)波長の短長と赤外線と紫外線、どっちがどっちかいつも悩んでしまう僕はごろ合わせを作った。【おっさんは(0.38)短気で紫】こんな語呂合わせも都度都度紹介して、そのうちまとめるからチェックしてみてね。

(b)文章そのまま。

(c)大気の特徴の1つで、太陽放射の8~12㎛波長は吸収せずに透過させちゃうけど、それ以外の波長はほとんど透過させませんっていうのが大気の窓。地球放射?なのも吸収しないってのも間違え。

問7・8

問7

問題文長いけど頑張って読もう!!長い分ヒントがたくさんあるから、解きやすいはず。

質量保存則・連続方程式の分野からの出題です。

入る大気量=出ていく大気量は同じ

1秒に入る大気量が面積から計算できる。➡出口の面積がわかってるから、同じ量の大気がその面積から放出されるために、1秒当たりどれくらいの速さで大気が放出されなきゃいけないか❕❕って考える問題です。

出口の面積は、高さ50m・底面積1000mの円柱の側面積を求めてください。

問8

問題文に言い換えがあります。【発達過程が終了した段階】=トラフが深まりきったという状況をきちんとイメージしよう。

(a)トラフが深まりきると、切離低気圧となっていることも多い。

(b)厄介な選択肢。冷静に考えると、コリオリ力とかフェレル循環とかの関係で大気の運動方向は北半球と同じってわかるけど、南半球の気圧の谷の軸なんてテキストにものってなかったから、つい逆に答えちゃった人も多いはず。これは暗記できてるかの知識問題じゃなく暗記した知識から導く思考問題でした。

(c)プリントに記載した通り。

(b)が厄介だったから、点の取りにくい問題。だけど難問・奇問ってほどではない。

問9・10

問9

頻出の台風からの出題。

(a)基礎の基礎。いうことなし❕❕

(b)同じくいうことなし。

(c)温度風の関係で上空程台風は風速が小さくなるよ❕❕台風の中層・上層は暖気核があって、周囲より気温が高い。気温の高い中心から気温の低い周辺に大気の移動が発生するけど、その大気はコリオリ力で右にそれる。

この右にそれる風が、台風の反時計周りの風と相殺しあって上空程風速が小さい❕❕

でも、地上ぎりぎりは地上摩擦等もあるから、その影響のない高度1~2kmあたりが風速の最大ですね。

この問題は正解必須です❕❕

問10

中層大気の出題。イメージしにくいけど頑張って覚えよう。

各選択肢とくにいうことはないかな。純粋な暗記事項ばかりなのでしっかり覚えよう。

(d)プラネタリー波が2000km程度っておもっちゃだめ。プラネット=惑星の言葉通り、惑星規模・総観規模の大規模スケールです。2000kmって日本地図程度よ。

問11・12

問11

これも暗記事項ですね。

植物の光合成が活発な夏のほうがCO2量は少ないよ。

北半球は南半球に比べて陸地も多くて、人口も多くて産業も発達しているから二酸化炭素ばんばん排出しちゃってます…。反省ですね。

ごめんなさい、なぜか①に丸つけちゃっているけど、②が正解です。失礼しました。

問12

(a)注意喚起等の情報は気象予想にあたりません。ので不要。

(b)公開しているので業務許可必要。

(c)自社だけで公に公表してなければ予報業務にあたらないので許可不要。

(d)桜の開花予想も、気象業務ではないので許可不要。

気象庁のHPにのっています。気象庁HP

④が正解。

問13

問13

これも暗記。

(a)8時間で2名、それ以降は8時間ごとに1名増えます!!

(b)そんなルールはない。

(c)2週間以内だよ。

(d)例外規定もあるらしいよ。

気象法規は覚えるだけだから絶対に落としちゃだめな問題。

問14・15

問14

(a)いうことなし。

(b)教育・研究・国土交通省令で定める気象観測は技術上の基準に則っていない観測でもよいので問題なし。

(c)ただの暗記事項

問15

災害対策基本法の条文からの出題❕❕

音読して丸暗記しよう。

中央防災会議➡防災基本計画。

地方防災会議➡地域防災計画。

指定公共機関➡防災業務計画。

なので、しっかり分類して覚えよう。

以上です。

復習の参考にしてみてください❕❕

なるべく早く専門と実技もUPしますのでおまちください!!

  • この記事を書いた人

フリーター・そら坊

文系卒の理系知識0のフリーター気象予報士。 2019年1月:予備知識0で学習開始 2020年8月:第52回試験で学科試験両科目合格も実技試験で不合格 2021年1月:第53回試験で実技試験も突破し完全合格 現在は気象予報士試験受験生に対し【サイト管理】と【個別指導】で微力ながらバックアップを行っています。 現在、株式会社アガルートさんでのコラム記事も執筆しております! ※メガネはかけておりません、画像はイメージです!※

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