そもそも気象予報士試験には参考書・テキストが少ない。
参考書の選び方より使い方が大事
これを言ってしまっては元も子もないですが、そもそもこの試験には対策のための市販テキストの種類がほかの資格試験に比べて圧倒的に少ないです。だから参考書に関しては選び方ではなく【使い方】が大事になってきます。受験経験のある読者はわかると思いますが、会場の受験生はみんなほとんど同じテキストを使っています。とはいっても、僕がこうして合格できているように、各種スクールや通信教材を使っている方の独自教材でなくても、市販のテキストで十分合格可能なので、安心してください。
あらゆる勉強における参考書・テキスト選びの鉄則
これはどんな勉強・学習にも言えることなのでテキスト紹介の前に簡単に触れておきます。
参考書・テキスト選びの際に間違ってはいけないたった一つの鉄則です。
それは
【参考書コレクターになってはいけない】
ということです。勉強の息抜きに書店に立ち寄った時に、ついつい新しい参考書やテキストに手を伸ばして「こっちのほうがわかりやすそう…」とか「今持っているものは自分に合わないかも…」なんて思いながら買った経験はないですか?もちろんいろんな角度や著者の参考書を読むことで、スッと頭に入ってくることはありますが、基本はただ一つ
【1冊のテキストをしっかり理解する】
ことだと思ってください。勉強がはかどらないのをテキストのせいにしてはいけません、まずはきちんと1冊を読み込んでみて、そのうえでより理解につながりそうなテキストや特定の単元・分野の補助となる参考書があれば、そこで初めて2冊目に手を伸ばすべきです。1冊を使いこなせない人が、数冊のテキストを買ってもすべてが中途半端になってしまって、頭がとっちらかるだけです。
たった3冊の市販テキスト・参考書で完全独学合格できます。
学科試験対策に使った、ただ1冊の市販参考書~一般知識と専門知識まとめて1冊で大丈夫~
僕が学科試験合格に使った参考書は1冊のみで、一般知識編・専門知識編が1冊にまとめられてるテキストだ。特にこれから気象を学びたい人や、学科試験になかなか合格できない・1年の免除が切れて再チャレンジを志す人は参考にしてください。こちらの参考書です。
合格者が使った学科試験参考書「読んでスッキリ!気象予報士試験合格テキスト」ナツメ社
編集・著作:気象予報士試験対策研究会 出版:ナツメ社
こちらは同出版社の学科試験問題集です。気になる方はチェックしてみてください。
このテキストをおすすめする5つの理由
わかりやすい・見やすい本文で初学者や文系の読者におすすめ
各単元ごとに詳細な解説と、理解できているか確認のためのチェック問題が数問掲載されてます、著作権の関係で中身をUPすることはできないが、図やグラフを使って丁寧にまとめてくれてます。初学者や文系人間でもわかるようにかみ砕いた説明をしてくれているので、特に初学者におすすめです。
1冊で一般知識・専門知識の基礎範囲をカバー
索引含め500ページ以上のB5判の分厚いテキストなので、1冊で一般知識~専門知識まで基本的な内容をすべて網羅してます。一般知識編、専門知識編とはそれぞれ独立せずにつながっているので、1つの学習をしながらもう一方の内容を確認したくなることは往々にしてあります。そんなときや実技試験対策をしているときに、この1冊だけもっておけば疑問点は即解決できる、僕は学習のときはほぼ毎日持ち歩いてました。
実技試験への導入
専門知識編がまとめられて終わり…ではなく、その先に実技試験がどのようなものかの簡単な紹介をしてくれている。どんな出題でどんな図表が使われているのかなどなど簡単にまとめられており、実技試験対策への導入をスムーズにしてくれます。
充実した索引
巻末にはそれぞれの気象用語や知識が、テキストのどのページに記載されているか詳細がまとめられており、用語や知識をど忘れした際、意味が分からないとき、不明点があればすぐに解決したいときに役に立つ索引ページがあります。僕は実技試験対策に専念することになってからも、疑問点をすぐに解決し即インプットするために、このテキストを日々持ち歩き、活用してました。
実技試験対策書とのリンク
こちらのページで紹介しているが、同じ出版社から実技試験対策用のテキストも出版されてます。僕はその実技試験対策テキストも使ってました。
同じ出版社ということもあり、ページの体裁やまとめかた、使われている図表などの統一性が高く一貫性があります。
なので、このテキストを用いて学科試験対策を利用した受験生は、その学習感覚のままスムーズに実技試験対策へ移れると思います。この学科テキストと、実技試験テキストはセットでの使用することで、それぞれ単体で利用するよりも何倍も効率よく且つ確実な実力養成につながるので、ぜひセットで購入してほしい。
こちらはテキストではなく同出版社の実技試験問題集である。参考までに掲載しておきます。
このテキストが使いにくい人もいるかも
僕にはそれほどのデメリットではなく、むしろメリットでもあったんですが、強いて難点を上げるとすれば
1冊で学科試験対策すべてと実技試験に関しての導入を完結してくれていて、決して携帯しやすくはない。
という点です。
500ページ以上のボリュームがあり重さと厚みのあるテキストなので、人によってはもっと持ち運びしやすいテキストを好むかもしれません。
その代わりA5判なのでサイズはコンパクトではありますが…(笑)
僕はこのテキストを移動中もよく読んでいたので、携帯も無理ではないが、ただ用語や単語、記号や地名の単純な暗記作業だけを移動中に行いたい読者はもっと手軽な単語帳も出版されているので、そちらの購入をおすすめします。
下記にリンクを貼っておくので中身をチェックしてみてください。
が、この試験に関しては単純な暗記ではあまり点数が取れないと思うので、持ち運ぶ余裕のある人は是非、この厚いテキストを携帯しましょう。
テキスト購入・選定にあたって…
さて、広告をいくつも挟んでしまってごめんなさい。
でも大変おすすめのテキストなので是非購入を検討してほしいです。
ちなみに、中身は赤と黒の二色刷りとなっており、白黒のテキストに比べればとっつきやすい内容ではあります。
本来であれば、実際にテキストを購入するにあたっては、書店で実際に手に取り、中身を確認してみて自分の肌に合うものを選ぶべきだし、僕も可能ならばそれをお勧めしたいです。
が、序盤でも述べたように、そもそも気象予報士試験の対策テキスト・参考書は種類も数もかなり限られてくるし、そもそも書店の規模によっては気象予報士試験対策書のコーナーや在庫がない場合もあります。
書店に無駄足を運ぶくらいなら一方のテキストだけでもネットでチェックしてみることをおすすめします!!
中身を見てみて、自分に合いそうであればぜひ同出版社の実技テキストも購入してみてください。
改めてこちらが学科試験対策おすすめテキストです。
以上が学科試験対策に僕が使った参考書・テキストに関してだ、是非参考にしてほしい。
もしテキスト学習が肌に合わない受験生は【月額1000円の映像授業講座】もおすすめだ。
無料体験もできるので気になる方は以下記事をチェックしてみよう!
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【気象予報士試験学科一般/専門知識対策】文系・独学・初学者おすすめ学習・勉強方法/映像授業オンスク.jp体験記事【評判と感想】
月額980円の映像授業サービス。オンスク.jpの気象予報士講座のレビュー記事です。
どんなサービスか?映像講義の質と量は?映像授業以外のサポートは?どんな受験生に向いているか?を完全独学で気象予報士試験に合格した管理人が、実際に体験してみた感想を交えながらまとめています。
実技試験対策に使ったテキストに関しては【参考書】独学合格者が使ったテキスト紹介【実技試験編】へ