気象予報士試験合格に必須の過去問対策
スクール・通信講座・独学すべてに共通
あなたがどんな形で対策をしていても、最終的に過去問対策が必須であることに変わりはありません❕❕
結局最後は
過去問演習と復習の量と質
で合否が決まります。
インプットした知識をひたすらアウトプットすることを繰り返し、アウトプットの精度とスピードを一定基準まで引き上げた受験生が合格できるのが気象予報士試験です。
なので、どれだけ過去問対策とその復習を行えるかが肝となってきます。
ちなみに僕は学科試験・実技試験の第28回~51回までを半年で1周して第52回試験に臨み学科試験突破。
その後再度、実技のみを第28回~52回までを3か月で1周し第53回試験に臨み完全合格となりました。
では、そもそもそれだけの量の過去問はどうやって入手すればいいのでしょうか?
独学受験生が過去問を入手する方法3つ
気象予報士試験の過去問を入手する方法は主に3つあります。
①気象業務支援センターからデータをダウンロードする。
おそらくこれが最も一般的な方法です、試験主催元である気象業務支援センターが、直近数回分の過去問を無料でダウンロードできるようにしてくれています。
ただしこれは、問題用紙と解答用紙、答案用紙のみで各問題の解説等はのっていないので、解いてみてわからないところなどの復習のサポートはありません。
気象業務支援センターのサイトを貼っておきますね😊
②購入する
気象予報士試験の各回をまとめて出版してくれている出版社もあるので、その過去問を買うという方法もあります。
一例で第53回の過去問試験の商品ページを載せておきますね。
こちらです、大きな書店に行くとテキストや気象学の専門書の棚に一緒に並んでいることもあります。
こちらには各問題の考え方や解説・解答までのプロセスなど、復習のサポートまでしてくれるものとなっています。
しかし僕はこの過去問テキストを一度も勝ったことがありません。それは次の③で紹介するサイトのおかげです。
②’過去問付属のテキストを購入する
②のおまけで、同じ購入のジャンルに入るのですが、【過去問を実践問題として付属で収録しているテキストの購入】という入手方法もあります。ただし、これはあくまで実践問題として付属されているため、メインは参考書のうえ、自分の必要な回の試験を選んで購入することはできず、購入にあたって無駄が出るため、この記事では触れません。一応こちらの記事(【参考書】独学合格者が使ったテキスト紹介【実技編】)で、実技試験の過去問付属の参考書を紹介しているので気になる方はチェックしてみてください。
③めざてんサイトを利用する
以前、別の記事でも紹介したことがあるめざてんサイトで無料メンバー登録をすると、なんと
過去問を完全無料で提供
していただけます。しかも第25回近くぐらい昔のものまであります。しかも手厚い解説もついております。
僕も例にもれず、このサイトを使わせていただき第28回というかなり昔の過去問から最新の過去問に至るまで無料で印刷・利用させていただきました。
このめざてんサイトがなかったら僕の独学合格はなかったと思います…本当にありがとうございます。😢
めざてんサイトさんへのリンクを貼っておきますね。
最も安く過去問対策を行う方法
これは断トツで③のめざてんサイトの活用です。
断トツです。だってほぼ無料ですもん。
さらに初学者でも理解できるような解説もほとんどを無料公開してくれています。
事実、僕が1年間の過去問対策に使ったお金は、めざてんサイトさんで用紙を印刷するためにかかった印刷コストと消耗品の文房具の費用だけです。
なので、できる限りお金をかけたくない人はこのめざてんサイトをフル活用しましょう。
②の過去問購入と①・③の印刷コストの比較
一回分の過去問における全科目(一般・専門・実技Ⅰ・Ⅱ)とすべての用紙(問題用紙・解答用紙・答案用紙)を準備するにあたってかかってくるコストをまとめます。
各項目 | ②過去問購入 | ①・③の無料過去問印刷 |
---|---|---|
費用 | 2500~3000円弱 | 1回当たり約60枚分※注1のコピー用紙とインク代:約200円 |
時間 | 買えば一瞬 | 約60枚分の印刷時間と操作時間:約15分 |
手間 | 探して購入するだけ | ネットサーフィンの手間、プリンターとPC接続等の印刷作業 |
環境 | 通販か大型書店が必要 | スマホorパソコンにプラスしてプリンター※注2が必要 |
補足 | 全科目セット | 必要な科目・問題だけを抽出して利用可能 |
※注1:一般知識問題用紙9枚+専門知識問題用紙9枚+実技1問題用紙15枚+解答用紙4枚+実技2問題用紙15枚+解答用紙4枚+答案用紙4枚=60枚とする。
ざっとまとめるとこんな感じです。
手間や時間が若干かかりますが、その分断トツで①・③が安く済みます。
なので、基本的には無料過去問を活用したほうが良いです…
※注2:プリンターが必要
①や③の方法を選ぶ受験生は、過去問を印刷するにあたって、
【プリンター】が必須
になってきます。コンビニでも印刷できますが、1枚10円、カラーで50円なんてやるなら印刷の唯一最大のメリットである
【安い】
というメリットの恩恵を受けることができません。まぁ、プリンターを持っていない人はほとんどいないと思いますが、もし持っていない人がいたらプリンターを絶対に買いましょう。
多機能で最新のプリンターなんていりません。
最低限A4サイズの印刷が、白黒とカラーでプリントアウトができるだけの、本当に最低限の安いやつでいいので準備しましょう。
もしパソコンももっていなくて、スマホからbluetoothでPDFファイルを飛ばして印刷したい方はbluetooth対応の機能だけ付属のものにしましょうね。
安いものだとネットで4~7000円前後で購入できます、過去問購入の2冊分ぐらいなので、プリンターを買っても十分費用的なメリットの恩恵は受けられるので、万一持っていない受験生はプリンターを買ってください。
Amazonが特に安いみたいですね。
と、過去問対策において、無料過去問の活用をコスパ的に最推ししています。
あとはプリンター以外に消耗品として【インク代】がかかってきます。
純正インクは高いですが、僕のおすすめする【インクナビ】さんでは互換インクを純正インクの最大79%OFFで販売しているので、ここを使えば費用をかなり節約できます。下のリンクからチェックできるので気になる方はチェックしてみてください。
激安インク販売の【インクナビ】送料無料。あと、印刷コストに関しての記事をより具体的に下に載せておくので気になる方は是非チェックしてください。
が、もちろん②の購入にもメリットはあります。
②の過去問購入のメリット
決して安くはないがしっかりとした解説が付属。
1回分の過去問が3000円弱と決して安くはありませんが、買えば即使えて手間や時間がかからない点は魅力ですね。
さらにそれに加えて
天気予報技術研究会による
しっかりとした過去問解説がついてきます。
個人的にはめざてんサイトの過去問解説で十分わかりやすく理解もはかどったのですが、人によっては
もっと組織的・専門的に作成された解説を見てみたい
と感じる受験生もいると思います。
そんな受験生は、若干割高ではありますが、過去問のうち特に気になる数回分に絞ってこのテキストを買ってみてもいいかもしれません😊
特に実技試験は独特の言い回しや表現・キーワードを上手に用いながら論述していく作業になるので
【自分の現時点での記述センスが、点数にどの程度つながるかをより正確に知りたい】
なんていう受験生は、個人の作った解説よりも、より内部の事情(試験問題の作成・採点サイド)なども理解したうえで解説しているであろう、このテキストの解説をチェックしてみるのも手です❕❕
さすがに、一個人の知れる範囲には限界がありますからね…
でも、改めて述べますが僕はこの過去問テキストを1冊も購入せずに、めざてんサイトと持っていたテキストだけで過去問復習を行い独学で合格できました。
めざてんサイトの説明がしっかり理解できる受験生は敢えて何冊もこの過去問テキストは買わなくてもいいと思います。
購入するのであれば、むやみに全部買うのではなく、自分の特に不安・心配な過去問の回に絞っての購入をお勧めします❕❕
独学合格に向けてあなたに一番おすすめする方法
結局、あなたに一番おすすめの過去問対策方法はどれか?
ここまで双方のメリットをあげてきました。
というのも、過去問対策を行うにあたってどの方法が一番あなたに合っているかは、【あなた次第】だからです。
なので、各受験生のタイプごとのお勧め方法を紹介するのであなたがどれに当てはまるかチェックしてみてくださいね。
A:最安希望❕復習は独力でOK❕
C:費用をかけても効果的に復習したい
B:独力の復習は心配。費用も抑えたい
A:最安希望❕復習は独力でOK❕のあなたは…
a【完全独学❕❕一人でなんでも解決コース】
敢えて説明は不要ですが、無料でい印刷できる過去問だけを使って、費用をかけずにがっつり過去問対策をおこなうコースです。
丁寧な解説はないので独力での復習や疑問点の解決が必須になります❕❕
でも、なにより安い。
こんな受験生におすすめ❕❕
自主学習に自信がある
絶対にお金をかけたくない
情報不足を努力で補う自信がある
学習方法が間違っても自己修正できる
逆に以下が当てはまる受験生は別の方法を選びましょう。
自主学習が心配
実力がつくなら多少の出費は我慢する
正しい努力ができるかわからない
学習方法を間違えての時間浪費は嫌
僕は自主学習に自信があったのでこの方法で合格できました、勉強に自信のある方はこの方法が最適です❕❕
プリンターを持っている人はすぐにめざてんサイトさんや気層業務支援センターで過去問を印刷しましょう❕❕
プリンター持っていない人は準備しましょう。
B:独力の復習は心配。費用も抑えたい❕❕あなたは…
b:【過去問テキスト購入+無料過去問印刷のハイブリッド方式】
それぞれのいいとこどりができる対策方法です。
恐らくこれが、費用対効果のバランスが最も良く、且つ万人に向いている方法です。
なので、全受験生のうち7割ぐらいはこの方法が一番向いている対策方法だと思います❕❕
方法としてはいたってシンプル。
過去問テキスト2~3冊ぐらいは購入。購入していない回の過去問は無料過去問を印刷
という方法です。
過去問テキスト付属のしっかりとした解説数回分で、試験のコツと解答センスを磨きつつ
無料の過去問でたくさんの量を解き経験を重ね場数を踏んでいく
という、それぞれの手法のいいとこどりを行っていきます。
購入する過去問の選び方
購入する過去問の選び方にも3つぐらい方法があります。
①最新のものから順に必要な数だけ購入
➡メリット:最新の情報・傾向に基づいた解説に触れられる。
➡デメリット:問題自体は無料で手に入るので解説だけにお金がかかることになるうえ、比較的新しいものは無料で解説しているサイトもある。
②自分の苦手な分野・擾乱・テーマを取り扱っている回を購入
➡メリット:特に苦手な分野や点が取れない単元の方法の解説に触れられる。
➡デメリット:苦手分野だとわかったうえで実際に解き始めることになり正確な実力が測れないかも。
③完全ランダムに適当に選んで購入
➡メリット:完全に初見の問題として素の実力を測れる。
➡デメリット:自分にとってなくても問題なかった解説に対して出費してしまう可能性がある。
※すでに過去問を一通り解いている受験生は①~③より次の④or⑤を選びましょう。※
④自分が解いてみて、詳細な解説が欲しかった回を選んで購入
⑤無料分では見つからないかなり古い過去問を購入
こんな感じですね。
それぞれ一長一短なので、自分が安心して受験に臨める選び方が一番いいですよ❕❕
正直選び方に関してはそこまで効果に差は出ないと思います😊
改めて過去問テキストを貼っておくので気になる回があればチェックしましょう❕❕
いちおう、各回の実技試験のテーマを簡単に分類しておくので参考にしてくださいね。
試験回 | 実技Ⅰ | 実技Ⅱ |
---|---|---|
第53回 | 4月の温帯低気圧・高気圧の縁辺流 | 7月の温帯低気圧と梅雨前線 |
第52回 | 9月の台風と停滞前線 | 6月の高気圧と梅雨前線 |
第51回 | 8月の温帯低気圧・停滞前線 | 2月の温帯低気圧 |
第50回 | 7月の温帯低気圧とそれに伴う前線 | 4月の温帯低気圧と移動性高気圧 |
C:費用をかけてでも効果的に復習したい❕❕あなたは…
c:【学習効果は最大❕❕必要な過去問テキスト全購入❕❕】
を選びましょう。
過去問を演習するたびに、過去問テキストを購入する方法です❕❕
こんな受験生におすすめ❕❕
費用を掛けても最短距離で合格したい
自己学習に自信がない
過去問印刷の手間や時間を省きたい
1度の学習で確実に効果を出したい
きちんとした解説がついてくるので
誤った理解や変な癖を身に着けず各回の復習で確実に実力を伸ばせます❕❕
また、過去問印刷に伴う手間や時間を削減できます❕❕
これが意外と馬鹿にならないんですよね。
実技試験を1題分印刷しようとすると、一度に30枚ぐらい印刷が必要になるので、プリンターのスペックにもよりますが、僕のおんぼろプリンターだと3~5分ぐらいかかっていました。
しかも毎回確実に印刷が完了するわけではなく、途中でインクが切れて不十分な印刷になってしまって印刷しなおしたり、用紙不足や用紙詰まりで印刷がストップしていて終わっていなかったり…なんてのも何度もあり、意外と時間と手間がかかるうえストレスもたまります。
しかも、それに加えてインク交換や紙詰まりの対処等もあるので、結構めんどくさいです。
さらに本番同様に過去問に取り組むために、印刷物を並び替えたり、必要な図表だけカラー印刷したりと、結構省いてはいけない時間もあります。
なので、購入するだけですぐに本番さながらの対策ができるというのは
意外とおおきなメリットです。
ただし費用もそれなりにかかります。
1回分の試験で2500円~3000円とそこそこする
ので、時間や手間を最大限削減したい受験生はお財布と相談しながら過去問テキストの購入をしましょう❕❕
お読みいただきありがとうございます。
もし、過去問購入ではなく印刷を始めていく予定の方はプリンターを準備しておきましょうね。
4000円~7000円で購入できるのでチェックしてみてくださいね。
インクはこちらからチェックください。僕も愛用している互換インクの購入ができます。
激安インク販売・送料無料の【インクナビ】はこちら