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【気象予報士試験:学科試験対策】独学と市販テキストで一般知識試験・専門知識試験に一発合格できる試験テクニックと学習方法

この記事を読んでほしい受験生

この記事は特に以下の受験生に向けての記事です。

これから学科試験対策を始める。

独学で学科試験対策をしているけどはかどらない。

学科試験突破に苦戦している。

テキストと過去問はしっかり覚えているのに学科試験で合格できない。

学科試験の過去問演習で安定して合格点が取れない。

学科試験を両科目一発合格したい。

この条件に当てはまる人の役に立つと思います、是非チェックしてみてください。

改めるべき学科試験への認識

まず学科試験への認識を改めましょう。

学科試験は簡単

まずは

学科試験は簡単

という認識から改めてください。

決して脅したいわけでも不安をあおりたいわけでもありません。

きちんと対策すれば市販テキストと独学できちんと合格できる試験です。

ですが、気象予報士試験では学科試験を侮りすぎてる受験生がいます。

それは決して受験生のせいではありません。

どちらかというと試験の仕組みや、気象予報士試験の風潮のせいです。

気象予報士試験は記述式の【実技試験】が難しい・曲者・独学だと難しい

といったように、気象予報士試験の難しさが語られるときは大抵が

【実技試験の難しさ】

に関して語られることがほとんどです。

加えて、学科試験は

【マークシート選択式】

です。

それもあって、学科試験はどうしても実技試験に比べて簡単で突破しやすいイメージを持ってしまうんです。

なので、まずは【学科試験は簡単】という認識を改めましょう。

学科試験は実技試験の前座

実技試験を採点してもらうために、まずは学科試験を突破しなきゃ!

というように考えている受験生は多いと思います。

僕もそう考えていましたし、決して間違ってはいません。

学科試験に合格できるレベルでないと、実技試験で合格点を取ることは難しいです。

だからといって

学科試験は実技試験に挑戦するための準備体操・練習

という認識では学科合格はできません

学科試験の内容は天気や気象予報の基礎を学ぶものではありますが、学習範囲はとてつもなく広いうえに目に見えない気象というテーマを扱う、れっきとした【理系学問】です。

しかも気象予報士試験では【過去問の暗記】だけでは突破できないように、毎回の試験で新傾向の問題や、従来とは違う角度・観点からの出題が必ずあります

学科試験は余裕だ!と必要以上に侮らないようにしましょう。

学科試験はインプット・暗記の試験

これも非常に多い誤認です。

学科はテキストと過去問の暗記とインプットの作業だ。

アウトプットは実技試験対策をやるときに鍛えよう。

これも決して間違いではないです。

が、

アウトプットが0で学科は突破できるというのはほぼ間違いです。

決して不可能ではないですが、インプットだけで学科を突破するのはめちゃくちゃ大変です。

上記にもありますが、気象予報士試験では毎回の試験で新傾向の問題や、従来とは違う角度・観点からの出題が必ずあります

初見の図や、初めて聞く気象現象を0にして試験本番に挑むことは絶対に不可能です。

試験では、自分がインプットしてきた知識をフル活用し、初めて見る図や表、用語などに対処していかなければいけません。

各選択肢の正誤の吟味に関しては、インプットした知識とただ見比べるだけでは正解の選択肢を絞り切ることはできません。受験生の虚を突いた文言過去問やテキストで一度も触れられなかった現象選択肢にちりばめられているからです。

加えて、試験までにインプットしてこなかった初見の図や表の読み取り、数式の処理などは、持てる知識を総動員して推測し、一つでも誤りの選択肢を消去し、正答の確率をあげる必要があります。

試験で、受験生が持っている知識だけで一発で正解の選択肢を導けるような簡単な問題は全体の半分もないでしょう。

逆を返すと、その半分は落としてはいけないサービス問題です。

が、それだけでは合格できません。

サービス問題を取りこぼさず得点し、且つ、一捻り加えられた少し意地悪な問題や難問・奇問にどこまで食らいついて点数をもぎ取れるか。

ここで学科試験の合否が決まってきます。

大変だと思いますが、テキストと気象庁HPのインプットは【やって当然】の内容です。

ここまできちんとやって初めて過去問演習でたまに合格点の10点や11点が取れるレベルです。

ただし、これでは学科試験を確実に突破できるとは限りません、問題との相性や運で合否が揺らいでしまう不安定な実力です。この状態で受験をすると

今回は運が悪かったな~

合格基準点が10点だったら合格なのに~

問題との相性が良くなかったな~

と悔やんでしまうことになります。

確実に合格を目指したいのであれば、そこから先を目指す必要があります。

そこから点数を上乗せするためには、過去問演習の質と量で、試験問題の分析力・ロジカルな選択肢吟味・臨機応変な対応力といった受験テクニック・アウトプット力を伸ばしていかなければいけません。

学科試験で行き詰っている受験生やなかなか安定して合格点の取れない受験生は

アウトプット力】を意識して対策してみて下さい。

例えば、上の【第54回学科:一般知識試験の解説記事】内に具体例がいくつかあります。

問1や問5は、正誤判断がむずかしい選択肢が1つありますが、それ以外の選択肢が基礎的な暗記で判断できる選択肢のため正答を導けるタイプの問題です。

問8は、あまりテキストに載っていない【南半球に関して】が選択肢になっていますが、【北半球ではどうか】と【地球大気の基本的な運動のルール】を結び付けて考えることで正答が導けたタイプの問題

こんな感じで、基礎的なインプットができたうえで、その知識をきちんと活用できるかどうかが問われる問題も数問あるのです。改めてアウトプット力も学科試験に必要であると考えてください。


ということで、ここまでが学科試験対策を行うにあたって改めてほしい認識です。

学科試験に苦戦している受験生が対策や勉強を怠っているというつもりも、学科試験をなめているというつもりもありません。

ただ、それだけ【実技試験の存在感】が大きく、学科試験を無意識に侮ってしまっている受験生がいるんじゃないんだろうか。

と、第55回試験での皆さんの感想を見て思い至ったのでこの記事を書いています。

次のページで【学科試験で安定して合格点を取るための対策やテクニック】をまとめます。

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  • この記事を書いた人

フリーター・そら坊

文系卒の理系知識0のフリーター気象予報士。 2019年1月:予備知識0で学習開始 2019年8月:第52回試験で学科試験両科目合格も実技試験で不合格 2020年1月:第53回試験で実技試験も突破し完全合格 現在は気象予報士試験受験生に対し【サイト管理】と【個別指導】で微力ながらバックアップを行っています。 現在、株式会社アガルートさんでのコラム記事も執筆しております! ※メガネはかけておりません、画像はイメージです!※

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