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受験申請前 気象予報士試験に関して 試験に関して

気象予報士試験の概要【受験資格・難易度・合格率と合格基準・受験料・日程・場所・学科と実技・学科免除・試験範囲】

このページでは、そもそも気象予報士試験がどのような形式なのか、試験自体がどんなものなのかを改めて解説する。

何のための試験?

気象予報士資格を取得するための試験。

気象予報士だけができること。~独占業務~

独自の現象の予想を行える。現象の予想が行えるのは気象予報士だけ。予想した内容の発表は気象予報士以外の人間が行っても良い。そのため、お天気キャスターやお天気お姉さんの中には気象予報士資格を所持していない人も多い。資格のないキャスターさんは、裏方にいる有資格者の作った予想を原稿にし代理で解説・発表を行っている。

試験の日程※2021年8月22日に第56回試験が開催予定※

8月の夏試験と1月の冬試験の年2回。2020年8/23の試験で第54回を迎えた。

試験の内容マークシート式の学科試験と、論述式の実技試験がある。学科試験はさらに一般知識と専門知識の2科目に分かれ、実技は実技1と2に分かれる。一般知識・専門知識・実技1・実技2の合計4科目で合格点を取る必要がある。

試験開催地

毎回、日本全国の6都市で開催される(北海道,宮城県,東京都,大阪府,福岡県,沖縄県)。お住いの地域によっては小旅行気分で受験に赴く受験者も多い。twitterなどでは受験日前日にホテルへチェックインしたツイートや宿泊するホテルで最後の追い込みをするツイートなども散見される。学科試験は午前9:00頃からが多いので、受験が決まり試験開催地が決まれば早めに会場近くのホテルの予約をお勧めする。また、試験会場は特に指定がなく、開催地どの会場で受験してもよい、帰省や旅行、出張に合わせて敢えて遠方地域で受験する人も中にはいるようである。

受験資格

基本的に受験資格はなく、だれでも申し込めば受験できる。※ただし気象業務法により欠格事由がなければ

試験申し込み・受験料

気象予報士試験はたいてい開催の2~3か月前から受験申請が開始される。受験希望者は申請締め切りまでに受験申請を済ませ、受験料の振り込みが必要となる。受験が決まればきちんとチェックしておこう。受験料は学科試験の免除があるかどうかで変わってくる。直近の試験日程や申請期間等はこちら(試験主催団体【一般財団法人:気象業務支援センターHP】)をチェック。

採点方式・合格基準

以下のテーブルにまとめる。

形式合格基準制限時間補足
学科一般マークシート15問中11問正答60分※各回の平均点により合格必要点の変動有
学科専門マークシート15問中11問正答60分※各回の平均点により合格必要点の変動有
実技1論述や作図有の総合型70%以上の得点75分※実技は学科両科目合格の受験者のみ採点
実技2論述や作図有の総合型70%以上の得点75分合格基準は平均点による調整・変動有
気象予報士試験の各科目における基本

試験難易度

合格率は例年5%。世間やネットの認識では難関資格に分類されることが多い。合格までに合計4~6回ほど試験を受ける方も珍しくない。多い人では10回以上受験を繰り返す人もいる。気象資格としての性質上趣味としての受験をする人や、難関受験として記念受験での参加者も割合としては比較的多い試験なので、しっかり準備して臨めば5%以上の合格率は見込んだうえでチャレンジできるであろう。

気象予報士試験の最大の特徴

本試験最大の特徴の1つが【実技試験の採点条件は学科試験両科目合格者のみ】という点だろう。学科試験と実技試験は同じ試験日にまとめて受験が可能だが、実技試験を受験したところで同日に受験した学科試験の一般・専門の両科目を共に合格できていなければ実技試験は採点すらしてもらえない。要するに足切りがあるということだ。学科試験もマークシート形式とはいえ甘い試験ではなく、学科試験両科目突破に苦戦し足踏みしている受験者も多いようだ。

学科試験免除の特例

学科試験合格者には学科試験の免除期間がある。免除期間中であればその科目の再受験は必要なく、残りの科目に合格すれば晴れて気象予報士となれる。学科試験合格は1年間有効である。仮に2020年の夏試験で学科試験一般知識に合格した受験者は2021年の冬試験と2021年の夏試験までは一般知識試験は合格済み受験者として受験を免除され、一般知識は合格者と同様の扱いを受ける。なので、2021年夏試験までに専門知識と実技試験で合格すればよい。専門科目も同様である。1年経つと免除期間は終了し、一度合格した科目でも再度受験・再度合格しなければいけない。なので毎回受験者は以下の4パターンに割り振られる。

免除科目なし一般のみ免除【専門・実技をクリアすれば合格】
専門のみ免除【一般・実技をクリアすれば合格】一般・専門ともに免除【実技をクリアすれば合格】
受験者は以下の4パターンに分かれる。

実技試験に免除はない

実技試験に関しては、【学科両科目合格】がそもそもの採点条件となるため、【実技のみクリアし、あとは学科試験の合格を残すのみ】という状況にはまずならないため、実技試験の合格免除という制度はない。また、実技試験は【実技1と実技2】の2科目に分かれ、試験もそれぞれ75分の100点満点の試験を2科目受験するが、おそらく、【実技1で100点中7割、実技2で100点中7割】ではなく【実技1・2の合計200点中で140点(7割)】が合格条件(といっても、実技1で40点・実技2で100点の受験者が受かるかは疑問であるが…)だと思われる。ので、「実技1だけ合格したから実技1だけ免除。」などの制度もない。学科試験合格した受験者を次に苦しめるのはたいていこの、実技試験の合格免除なし、1度の実技試験の両科目で合格基準をクリアしなければいけないという点である。

試験範囲

正直試験範囲なんてものはあってないようなものだが、主催している団体曰く以下の項目らしい。

学科試験の科目

予報業務に関する一般知識

  • 大気の構造
  • 大気の熱力学
  • 降水過程
  • 大気における放射
  • 大気の力学
  • 気象現象
  • 気候の変動
  • 気象業務法その他の気象業務に関する法規

予報業務に関する専門知識

  • 観測の成果の利用
  • 数値予報
  • 短期予報・中期予報
  • 長期予報
  • 局地予報
  • 短時間予報
  • 気象災害
  • 予想の精度の評価
  • 気象の予想の応用

実技試験の科目

1 気象概況及びその変動の把握

2 局地的な気象の予報

3 台風等緊急時における対応

以上が気象予報士試験の概要である。

試験受験を考えている受験者は是非参考にしてほしい。

  • この記事を書いた人

フリーター・そら坊

文系卒の20代後半の理系知識0のフリーター気象予報士。 2019年1月:予備知識0で学習開始 2020年8月:第52回試験で学科試験両科目合格も実技試験で不合格 2021年1月:第53回試験で実技試験も突破し完全合格 現在は気象予報士試験受験生に対し【サイト管理】と【個別指導】で微力ながらバックアップを行っています。 ※メガネはかけておりません、画像はイメージです!※

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