そら坊愛用!実際に受験生時代に使った学科テキスト
過去、別のテキストのレビュー記事を書いていますが、あくまでそれは合格後に購入し、読んでみたテキストたちです。
今回は僕が実際に受験生時代に使ったテキストの詳細を解説・紹介していきます😊
このサイトができたてほやほやだった当初、自分が使ったテキストの紹介記事として同テキストの紹介をしています。
が、あくまで概要にとどまってしまっていたため、今回改めて詳細な紹介記事をまとめていきます。
その記事は➡【気象予報士試験独学合格のための学科試験対策テキスト・参考書と選び方】文系&初学者で合格した市販テキスト詳細とおすすめ
その他のテキストの紹介記事は以下です、チェックしてみてください。
では早速本題へ行きましょう。
今回紹介するテキストはナツメ社さんの
【読んでスッキリ!気象予報士試験合格テキスト】
です。
【読んでスッキリ!気象予報士試験合格テキスト】を使ってみた感想
コスパ抜群!学科試験用テキストで1番のコスパのよさ
まず、このテキストの特筆すべき点はなんといっても【コストパフォーマンスの高さ】です。
何度もこのサイトで言っているので聞き飽きているかもしれませんが
【僕は学科試験両科目をこの一冊だけで合格しました】
1冊3000円ほどですが【一般知識・専門知識・実技の導入】まで収録されています。
他のテキストだと【一般知識】と【専門知識】が別々のため最低でも合計2冊の購入が必要です。
それに対して、このテキストは一般も専門も1冊に両方収録されているため、1冊分のテキスト代で済みます。
少しでも費用を抑えたい独学受験生にはとてもありがたい仕様となっています。
更に各単元の最後には練習問題と解説付き
ありがたいことに一般知識・専門知識編の各単元の最後に各単元ごとに数問ですが【実際の過去問から選定された練習問題とその詳細な解説】がついています。
インプット学習だけではなく、アウトプット学習もきちんとできるようになっています。
【学んだ知識を実際にどう使えばいいか?】でアウトプットの手法を学び
【この知識を活用するとなぜこの問題が解けるのか?】でインプットした知識の理解を深め定着させる。
章末に実践問題のまとめられたこのテキストは効率よく実力を身に着けるための構成になっています。
【1冊に学科両科目収録】には安い以上のメリットがあった
僕が受験生時代にこの参考書を選んだ一番の理由は【1冊で済むから財布に優しい】でした。
が、1冊で学科両科目収録には安い以上のメリットがありました。
そのメリットを紹介します。
特に、家で学習ができない人や外出先で学習したい人向きのメリットです。
メリット①2冊を携帯する手間・労力の節約
当たり前ですが、1冊だけ持ち歩けばいいので、2冊持ち運ぶ必要がないのは大きなメリットだったと思います。
僕はほぼ毎日近所のカフェやファミレス、図書館の学習室に足を運んで自習していました。
1回の労力の差は小さいですが、毎日のこと毎回のこととなると、大幅な労力や手間の節約になったと思います。
特に学科試験の過去問演習では毎回このテキストと過去問だけを持っていき、一般・専門両方の復習をこの一冊だけでおこなっていました。
メリット②学習効率・作業効率のUP
学習の際に複数のテキストが机上にあると、目的のテキストを使うために余計な時間がかかります。
目当てのテキストを探し、持ち替えたり、整理したり、選び間違えたり、迷ったり…と、意外と勉強とは関係ない時間が発生してしまうものです。
その点、学科両科目の内容が一通り収録されているこのテキストであれば【このテキストだけ手の届く範囲に置き、何かあればこれを手に取ればいい】ので、余計な時間や思考をカットすることができます。
上記にも書いていますが、1回1回ではさほど大きな違いはありませんが、積み重なると大きな違いとなります。
受験生時代にこのテキストを使っていた時は、特にメリットとは感じずに使っていました。
が、【迷う時間】・【探す時間】・【選ぶ時間】・【整理の時間】など
学習時のストレスや負担、足枷となるこれらの時間を感じずに勉強できていたなと今になって思います。
メリット③隙間時間・移動時間の学習が捗る
学科試験はやはりインプット学習がメインとなります。
そら坊も、電車に乗っている移動時間や【歩きテキスト】をしていたこともあります。
バイトの休憩時間に読んでいたこともあります。
普段の学習ならいざ知らず、移動中や隙間時間で少しでも効率よく学習したいときに、わざわざカバンをまさぐってもう1冊のテキストに持ち替えたり入れ替えたりするのは、とても非効率です。
勉強をするときの【めんどくささ】や【手間・ストレス】を削り、【勉強自体の負担】を少しでも軽減することが、学習を継続するコツでもあります。
特に社会人等で、忙しく・まとまった学習時間がなかなかとれない受験生は、移動時間・隙間時間をどれだけ上手に使えるかで成長速度に差が出てきます。
メリット④これ1冊でいつでもどこでも学科も実技も復習ができる
過去問演習や実技試験学習をしているときに【学科試験の内容を見返したいタイミング】はかなりの頻度でやってきます。
そんな時に、一般と専門が2冊に分かれているテキストを使っていると【専門の方のテキスト今日持ってきてないから復習できないじゃん・見返せないじゃん】ということが起こりえます。
僕は学科試験合格後の実技試験学習のみに専念していた時も、常にこのテキスト1冊を携帯し、疑問点をすぐに見返せるようにしていました。
おかげで、わからないところを迅速に解決・確認することができ、学習のセオリーである【分からないことを残さない】を実践できたため、無事2回の受験で完全独学で合格することができました。
学習において、疑問点や不明点はすぐに解消するべきです。
【鉄は熱いうちに打て】という言葉通り【分からない】という状態に危機感を抱いているうちに解決することで【知識のより強い定着】を促せます。
【どうして】【どこに】【どんな】疑問を抱いたかを明確に意識出来ているうちに、その答えをテキストから見つけることで、理解が深まります。
逆に【喉元過ぎれば熱さを忘れる】という言葉もあります。
すぐに疑問点・不明点を解決せずに残しておくと、そのうち復習自体を忘れたり、どうしてそこを疑問に思ったのかを忘れてしまい、せっかく復習しても次回も同じところで疑問を生んでしまうことになりかねません。
なので、いつでもどこでも学科試験の全範囲の復習が1冊でできるこのテキストが僕の学習効果を知らずのうちに高めてくれていたなと今になって思います。
同じテキストの実技バージョンがある
こちらの記事でもまとめているメリットですが、このナツメ社さんから同じ種類の実技試験対策バージョンのテキストも出版されています。こちらです。
この実技テキストは前半が【実技試験対策用のテキスト・参考書】となっており、後半が【過去問演習と解説】となっています。
この実技テキスト一冊で【実技試験用のインプット学習】と【実践対策・過去問演習】がこなせます。
そのうち前半の【参考書パート】では、学科テキストと同じ図や表現、イラスト、表現や言い回しなどが利用されており【一貫性のある学習】ができます。
同じ内容を扱っていても、テキスト毎に言い回し・表現・図・イラストなどが微妙に違うことは多く、その1つ1つを理解したり慣れていくのは大変です。
そのため、今回紹介している【読んでスッキリ!】の学科試験テキストをはじめから使って慣れておけば、関連の強い同バージョンの実技テキストを元にスムーズに実技試験学習への移行ができるため、学習の無駄を省くことができます。
テキスト本文が程よく難しく実践対策にもなる
この【読んでスッキリ! 気象予報士試験 合格テキスト】のテキストは過去に紹介した【よくわかる気象学】よりは文章が難しく、【一般気象学】よりはわかりやすく易しい日本語となっています。
文系受験生や初学者でも力学や熱力学、物理、数学などが理解できるレベルは維持しつつ、本文や表現はどちらかというと試験問題に合わせたレベルとなっています。
このテキストの本文や内容がしっかり理解できるレベルになっておけば、いざ試験問題を前にしてもうろたえることなく対応できるはずです。
実際の試験問題は結構学術的で堅苦しい日本語が使われています。
このテキストはわかりやすさとテキスト本文の難しさがちょうどよいバランスです。
僕は、このテキストで一通り学習した後すぐに過去問演習に取り組んだのですが、過去問の言い回しにはあまり苦戦せずに済みました。
このテキストで学習してきたおかげかもしれません。
気になる受験生は以下の商品ページからチェックしてみてください。
と、このあたりが他のテキストと比べたこのテキストの強みだと思います。
次は他のテキストと比較したこのテキストの弱点をまとめていきます。
【読んでスッキリ!気象予報士試験合格テキスト】の弱み
本文がやや難解
上記のメリットの最後の項にもまとめていますが、【よくわかる気象学】などの「わかりやすさ・易しさ」に特化したテキストに比べると本文が難解です。
なので、実践向きのテキストではありますが、読解力や理解力に自信のない受験生には比較的難しめです。
ただ、このテキスト本文をしっかり理解できる文章力でなければ学科試験で安定して合格点を取るのは難しいと思います。
仮に易しい日本語での説明で理解できて覚えたとしても、同じ内容を難しく堅苦しい言い回しにされて出題された時に、同じ質のものをアウトプットできなければ試験に対応できません。
なので、自分に自信がなくても結局このレベルが理解できなければ先は見えてきません。
自分を奮い立たせる意味でも、このテキストに挑んでみる価値はあると思います。
ちなみに更に難解にしたものが受験生のバイブルといわれる【一般気象学】です。
一般気象学に関するレビュー記事はこちらにまとめています。
と、このあたりが本テキストのウィークポイントでしょうか。
ウィークポイントといっても、相対的にというだけで、もちろん良書です。
が、どのテキストも受験生一人一人によってあうあわないは確かに出てきます。
最後に、このテキストが向いている・向いていない受験生に関してまとめます。
このテキストが向いている・選ぶべき受験生
1冊で学科試験の学習を完結させたい受験生
何度も言いますが、僕はこの一冊のテキストだけで学科試験の一般・専門知識を完全独学で合格しました。
- できる限り出費を抑えたい
- 何冊もテキストを携帯・取りまわすのがめんどくさい
- 移動時間や隙間時間の学習を少しでも効率化したい
- 「見返したいときに見返したいテキストが手元にない」という事態を未然に防ぎたい
こんな受験生は是非このテキストを選びましょう
読解力や実践力を磨きたい受験生
このテキストは、他のテキストに比べ本番の試験で使われる日本語に近いレベルの難解さで文章が作られています。
なので、学科試験のインプット学習を適切に行えていれば、並行して試験本番での対応力・実践力が自然と磨かれていくはずです。
もっと易しいテキストで学習を行った場合…
気象学の基礎を簡単な日本語で理解➡【難しい言い回し・表現でも言い換えることができる】➡試験本番の問題に対応できる
といった流れで、実際の試験問題で点が取れるようになるまでに【】内の一工程が追加されます。このテキストはその【】内の作業を個人差はありますが省略できるようになっています。
実技学習にスムーズに移行したい受験生
上記の強みの項でも紹介していますが、このテキストと同バージョンの実技試験対策テキストがあります。
このテキストと、実技テキストは解説や表現がリンクしている部分が多く、このテキストでの学習に慣れておけば、同じ実技テキストでの学習が捗ります。
なので、実技試験学習への心理的ハードルを下げて学習に取り組みたい受験生はこのテキストを選んでおいてもよいと思います。
そら坊の合格体験に乗っかりたい受験生
まあ、これは非常に手前味噌な話ではありますが、成功者の例に則って学習するというのはある種、王道だと思います。このサイトを読んで頂いている受験生の皆さんも、多かれ少なかれ、独学合格者の体験や経験を参考にするために訪問してくださっているのだと思います。
なので、【少しでも合格者に則りたい・こいつ(そら坊)は信用できる】などと思ってくれる受験生はこのテキストを選んでいただいてもいいかもしれません。
当たり前ですが、このサイトは全て【このテキストを使って勉強して合格した体験をもとにそら坊の考える受験ノウハウやテクニック、学習法】をまとめています。
なので、このサイトを参考にしてくれている受験生・このサイトに説得力を感じている受験生は僕と感性が近い可能性が高いです。
僕と感性の近い受験生であれば、このテキストがピンとくる確率も高いかもしれません。
あと、もしそら坊の個人指導等を先々で検討する可能性のある受験生は、このテキストを元に学習を進めていけると非常に効率的なので、購入を検討して頂いてもいいかもです。
このテキストが向かない受験生
読解力や理解力に自信のない受験生
ウィークポイントの項にもまとめていますが、このテキストは【よくわかる気象学】に比べると、テキスト本文の表現や言い回し、日本語が難解です。
なので【よくわかる気象学】に比べ、インプット学習・読み込みをする際に時間がかかったりてこずってしまう可能性が高いです。
最初は簡単な日本語で勉強していきたいという受験生には向いていません。
文系受験生で理数系分野に苦手意識のある受験生も多いと思います。
僕もそうでしたが、このテキストでもなんとか読み込んである程度は理解することはできたので問題はありません。
が、合格後に【よくわかる気象学】の理数系分野を読んでみると、非常にわかりやすく平易な日本語で説明されており驚きました。
なので、文系受験生でも気合があればこのテキストだけでなんとか理数系分野の理解を合格レベルに持っていける可能性はありますが、絶対に無理だと思う受験生は【よくわかる気象学】を参考にしましょう。以下に【よくわかる気象学】の使用感をまとめた記事のリンクを貼っておきます。
と、いうことで以上が【読んでスッキリ! 気象予報士試験 合格テキスト】の使用感・レビュー記事でした。
実際に僕を合格に導いてくれたテキストなので自信を持ってお勧めできる参考書です。
くどいようですが何度も言います。
僕は【このテキスト1冊だけで・初学者の状態から・半年で・文系なのに・一般と専門両方を・一発で・完全独学で】合格しました。
なので、独学でスピーディーに学科試験を突破したい受験生や学科試験に苦戦してしまっている受験生は是非このテキストを選んでみてください。
以上です、ありがとうございました!
他のテキストの紹介記事へのリンクも以下に載せておきますね。
学科試験に苦戦している受験生へのアドバイス記事も以下にリンクを貼っておくのでチェックしてみてください。
個別指導承っています。
各項目 | 対面指導・家庭教師 【首都圏近郊。他地域は要相談】 | オンライン指導 |
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単価 | 1時間4000円 | 1時間3500円 |
指導場所 | 自宅・公共施設・飲食店・ワーキングスペース 許可があり会話可能ならばどこでも。 | どこでも |
補足 | 往復交通費を実費で頂きます。 当方23区在住。 指導場所の確保代もご負担お願いします。 | PCかタブレット推奨。 スマホは要相談。 |
内容 | 特に指導に関して制限や期間はなし。 短期・単発・一単元だけの指導もOK。 もちろん長期指導も承ります。 | 左に同じ。 |
オンラインの独学コーチングも。
個別指導を受けるほどではないけど…
- 独学の計画や方針が間違っていないか不安
- 頑張っているのになぜか全然結果がでない
- 費用は最低限に抑えたいけど確実に合格したい
- 独学でモチベーションがキープできるか心配
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等の要望に応えられるように
オンライン独学コーチング
も承っています。詳細は以下です。
各項目一覧 | オンライン独学コーチング詳細 |
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費用 | ・週1回の1回30分コース→月額7000円 ・週1回の1回45分コース→月額10000円 ・週1回の1回60分コース→月額12000円 ・週2回の1回30分コース→月額12000円 ※学習効果を考慮し、週1回未満の回数のコースは要相談※ |
方法 | ・コーチング時はzoom等オンラインテレビ通話 (顔や名前の映り込み等は内容にして頂いてOK。) ・メールやSNS等事前にデータやり取りのできる環境 (コーチングがスムーズに行うため週に数回データやり取りができる連絡先・捨てアドでOK) |
内容 | 基本的になんでも行います。 さすがに無制限というわけにはいきませんので事前のメール等のやり取りで コーチング時間を何にどう使いたいかを確認共有させて頂きます。 そして、その時間内で出来る範囲のことは全てなんでも実施します。 ・学習計画や学習方針、学習方法の確認・提案・修正など独学の最大効率化に寄与 ・学習や試験に伴う相談全般への回答 ・計画の進捗管理や各情報提供、モチベーションUPのためのサポート ・コーチング時、質問や疑問点への解答・解説(事前にメール等で共有をお願いします。) ・過去問の採点・添削(事前に解答済み問題の画像データ等を送信頂きます。) ・実力・理解度確認の小テスト実施(事前にデータを送付させて頂き解答して頂きます) などです。 時間が余れば追加で相談や質問回答等も承ります。 |
その他 | 今後有料記事が増えてくれば、受講生には無料開放させて頂きます。 |
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ココナラさんという個人のスキルを売り買いするアプリ・サイトがあります。
僕はそのサービスでもでも、気象予報士の個人指導や添削の出品者として、出品登録してます。
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動画編集スキルのある人はウエディングムービーやyoutube動画の作成・編集を出品していたり
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このビデオ通話サービスがzoom等に比べて使い勝手がかなり悪いです。
zoomには無料でついているホワイトボード機能やオンライン接続中の画面共有機能等がなく、指導中の意思疎通やイラストでの図解等がむずかしくなります。
(※2021年2月現在は、画面共有機能が追加されているようです。)
背景を隠す機能もありません。
なので、ココナラさんからの申し込みだと指導環境が悪くなる分、指導効率が非常に悪くなります。
なので、直接申し込んでいただいた方がお互いにとって良いです。
ただ、いきなり個人的な申し込みが心配という方は、一度ココナラさんでスタートしてみていただいて、数回の指導を試してみたうえで、僕を信頼していただけるのであればこのサイトから直接申し込んでいただく等していただくとより良いかなと思います。