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【気象予報士試験対策おすすめ参考書・教材】テキスト「一般気象学 第2版補訂版」の使い方と勉強法【レビュー記事】

受験生のバイブル「一般気象学」を購入しました!

2021年3月、ついに気象予報士試験受験生のバイブル「一般気象学」を購入しました!

(中古本ですが…)

オカヤマンとの個人指導を承ることになり、円滑に指導が進むように彼も持っている一般気象学を購入することになりました。

中古でしたがかなり状態もよく【2020年4/20:第2版補訂版第6刷】となかなか新しいものだったので良い買い物でした!

一般気象学第2版第6刷

ということで、ついに一般気象学を本格的に読んでみたので、そのレビューと使い方や勉強法、使うべき受験生に関してまとめていきます!

「一般気象学」は必須テキストかどうか

「一般気象学」は必須テキスト・参考書ではない

以前、【一般気象学が必須テキストかどうか】に関して別の記事にまとめました。

その記事では【決して必須テキストではない】とまとめています。

その時の記事は以下にあります、気になる方はご一読ください。

僕自身は「一般気象学」を使わずに対策・合格しています。

なので【一般気象学は必須ではない】というスタンスは変わりません。

なので、この記事でも【非常に試験対策に有用だが必須ではない】という視点からまとめていきます。

「一般気象学」はカルピスの原液

「一般気象学」とそれ以外の試験対策テキストの違いを一言で表す

一般気象学はカルピスの原液】・【それ以外は薄めたカルピス】です。

一般気象学は、非常に濃く・専門性の高いテキストとなっています。

試験対策テキストというより、気象学の専門書(入門編)です。

それに対して、それ以外の試験対策のテキストは

気象学の専門書ではなく試験対策に特化したテキスト】です、まあ当たり前ですが。

なので、テキストは試験対策を効率よく・わかりやすく・初学者でも取り組めるように一般気象学の専門性を薄めてくれているものが中心になっています。

カルピスも原液の方が濃いですが、少しは水で薄めないと飲みにくいですよね?

飲みやすさを重視したものが「テキスト」濃さを重視したものが「一般気象学」

だとそら坊は勝手に認識しています。

異論・反論は認めます。

試験対策テキスト・参考書としてみた「一般気象学」

「一般気象学」は試験対策テキストとしてみたとき

非常に実践的なテキスト

だと言えます。

バイブルといわれる理由もここにあります

一般気象学を使うメリットとデメリットをまとめていきますね。

メリット①高い専門性

一般気象学をテキストとして使うメリットの一番はココです。

内容の専門性の高さです。

読者や受験生に全く媚びを売らない白黒二色刷り

本文も難解な言い回しが多く、まさに【学術的・アカデミック】といえます。

やはり【気象予報士試験対策用のテキスト】ではなく気象学の専門書なんだなと実感させられる作りとなっています。

なのでその分内容は濃く、これ1冊を完璧にしてしまえば一般知識試験はほぼほぼ合格できるでしょう。

一般知識試験で15点中4点を占める気象法令・気象法規に関しては【一般気象学】にまとめられていないため、【ほぼほぼ合格】という言い回しにしています。

ただし、法規を除いた11問は一般気象学の範囲から出題されるので、法規が0点でも「一般気象学」を完璧に理解・暗記できれば決して合格率は0%ではありません

それぐらい専門性の高い内容となっています。

メリット②試験で使われる日本語に近い文章レベル

試験問題の日本語は易しくない

次にあげられるメリットとしては【本文が難しく実践的である】という点です。

実際の試験で使われる日本語・文章・言い回し】はいわゆる【正確でかっこいい日本語】です。

分かりやすく言うと…

優しいそら坊
優しいそら坊

試験問題を通して、受験生の対応力や読解力を試すために、だれでもわかるような簡単な日本語や熟語はあまり使われず、難しくて堅苦しい文章と言葉選びになってます。

上記が【試験対策テキスト】で使われるわかりやすく易しい日本語であるのに対して

受験生の理解力・語彙力・読解力を試すという趣旨も試験内容に内包していると推測して然るべき問題文及び選択肢となっており、敢えて難解で見慣れない熟語や用語が散見されている。

意地悪なそら坊
意地悪なそら坊

これが実際の試験問題で使われる日本語です。

同じことを言っていても、理解のしやすさが段違いだと思います。

実際の試験問題の本文も貼っておきますね。読んでみてください。

決して、テキストのような平易な日本語ではないことが分かってもらえると思います。

「一般気象学」は実際の試験問題に近い文章レベル

先にも述べたように、一般的な試験対策テキストに対して「一般気象学」は言い回しや表現が難解です。

分かりやすさよりも学術性・専門性を重視した結果だと思います。

そのため試験問題に近い】本文となっています。

というか、試験問題よりも難しい気がする…笑

なので、一般気象学での学習を行うことで【非常に実践的な対策ができる】はずです。

テキストの易しい日本語では理解できているのに、難しい聞き方をされると何を言っているか・問われているかわからないということは過去問演習・実践演習のときに結構あります。

この特徴を踏まえると、内容の専門性の高さも相まって【かなり実践的な参考書】といえると思います。

メリット③「一般気象学」を出典とした問題が多い

上に紹介したまとめ記事にも載せていますが、学科試験の一般知識試験は、この「一般気象学」を元に作られた問題がかなり多いです。

試験の内容だけでなく、試験問題の図や表、挿絵などは一般気象学から引用されているものも多いです。

過去試験のうち「一般気象学」から引用された図などが使用された問題をまとめたものが以下です。

全て、一般知識試験からの出題です。

第3回 問7 図7.23

第9回 問5 図5.9、問8図6.25
第11回 問1 図2.1
第17回 問9 図7.8
第21回 問2 図7.1
第25回 問8 図7.24
第30回 問8 図6.16
第37回 問6 図5.17
第39回 問4 図4.8、問8 図7.23、問10 図9.1
第42回 問1 図5.14
第44回 問4 図4.8、問9 図6.24
第45回 問8 図7.2
第47回 問1 図9.1
第48回 問8 図7.21、問9 図8-34
第53回 問3 図9.3、問8 ①図8-17、問11②図7.5

頻度としては2~3回に1回は一般気象学から図の引用がされてて、回によっては2問使われてる回もあるって感じですね。

さらに直近の53回でも使われてるのはでかいですね。

初見の図や表も多く出題される気象予報士試験で、テキストで見たことのある図や表が出題されると正答率はぐっと上がるでしょうし、試験本番時の精神衛生としても非常にグッドです。

メリット④実技試験学習にも使える

専門性の高いテキストであるため、学科試験合格後の実技試験対策としても「一般気象学」は力を発揮します

インプットした知識を正確に・スピーディーに活用できるかどうかを問われる実技試験では表面上の理解だけでは太刀打ちできません

実技試験で合格点が取れない

時間内に解ききれない

という、よくあるお悩みのほとんどは基礎や理解が不十分であるために起こります。

そんなときに、「一般気象学」を使い自分の弱点の補強や理解の深度を深めることができれば、実技試験でも点数が伸びるようになってくるはずです。


以上の4つのメリットが「一般気象学」が実践向きテキストであることを物語り、バイブルといわれる理由です

受験対策においても間違いなく良書です。

以下に「一般気象学」のリンクを貼っておくので気になる方はチェックしてみてください。

続いてデメリットについてまとめていきます。

デメリット①難しい

ここまでの流れで想像がつくと思いますが、「一般気象学」は難しいです

これがデメリットの99%を占めています。

なので「初学者」「文系出身者」「独学受験生」の最初のテキストには向きません

上記いずれかに当てはまる方は以下の記事でおすすめしているテキストを1冊目のテキストに検討してください。

上記リンクでお勧めしているテキストは「一般気象学」とは正反対です。

これでもか!というくらい易しく丁寧に平易な日本語で解説してくれています

ちなみに僕が受験生時代に使ったテキストはまた別のテキストです。

受験生時代にこの「よくわかる気象学」を知っていたら、苦手だった理数系分野がさらさらっと解決できたのにな~と今になって悔やんでいます

一応、僕が一般も専門もたった一冊で独学合格できた学科試験テキストの記事も以下にまとめておくので気になる方はチェックしてみてくださいね。

デメリット②気象法規・気象法令に関してはまとめられていない

残り1%のデメリットが、これです。

「気象法令・気象法規」に関しては触れられていないという点です。

気象学の専門書ですから当たり前といえば当たり前です。

気象法令は気象学ではなく法学ですからね。

気象予報士試験の一般知識試験では15点中4点が【気象法令】から出題されます。

「一般気象学」は分野外である【気象法令】に関しては一切触れていません

加えて、専門知識分野の学習範囲に関しても触れられていません。

なので「一般気象学」一冊では試験対策が完結しない点が、もう一つのデメリットだと言えます。


ここまでが実際に「一般気象学」を読んでみた感想&特徴です。

最後に、「一般気象学」を活用すべき受験生と使い方に関してまとめます。

「一般気象学」を使うべき受験生と使い方

大前提:初学者には向かない

まず、大前提として初学者にはおすすめできないテキストです。

「一般気象学」は直線距離だけでみると合格までの最短ルートです険しく歩きにくいいばらの道です。

それに対して「一般的なテキスト」は、若干の回り道や寄り道もあり最短ではない歩きやすく舗装された道です。

ゴールまで進むスピードも考慮した時に、より早くゴールできるのは恐らく後者です。

理由は至極簡単で、初学者には難しすぎる&とっつきにくすぎるからです。

初学者で且つ独学であれば、学習序盤の滑り出しがどれだけスムーズに進むかでその後の学習効果や学習効率が大きく変わってきます。

もちろん、「一般気象学」の内容をきちんと理解するのが最も近道です。

が、初学者や独学者が「一般気象学」を読んでもほとんど意味がわからないはずです。何度読み返しても理解度はほとんど上がらないでしょう。

加えて独学であれば、根気強く学習してようやく理解できたと思った内容が「間違っている」という可能性も十分あります

学習の度につまずいたり、後戻りしたり、時間を無駄にしてしまうと「勉強を苦しく」感じ、最悪の場合【挫折・諦め】につながってしまいます。

なので、基本的に初学者には「一般気象学」はおすすめできません。

ただし、次にあげる受験生は初学者でも「一般気象学」を検討してもいいかもしれません。

テキストと一緒に「一般気象学」を購入

初学者でも、初期投資として2冊のテキストを買うことに抵抗がない受験生は

一般的なテキスト】にプラスして【一般気象学】を購入するというのは非常によい選択だと思います。

【一般的なテキスト】では現象や数式の解説において、0から解説されてないこともあります。

これってどうしてこうなるんだろう…

と理屈を説明してほしい時に、「一般気象学」があれば補ってもらえることが多いです。

逆に

一般気象学むずかしいよ…

となったときは、「一般的なテキスト」で同じ内容を噛み砕いて説明してくれている箇所を読めば「一般気象学」の不明点を解決できることも多いです。

なので初学者でも【一般的なテキスト】+【一般気象学】のセット購入であれば問題ありません。

初学者でも次の試験で絶対に気象予報士になりたい

初学者でも「一般気象学」を選ぶべきもう一つの受験生は【次の試験で絶対に気象予報士になりたい】後のない受験生です。

気象予報士試験は夏と冬の年二回開催です。

「次の試験」までは長くても半年しかありません。

半年で完全合格を目指したいというのであればかなりの本気度が要求されます

本気度にもいろいろあります。

しかし、半年一発合格を目指さなければいけない受験生は【基本的に独学は選択しません】

それだけお金と時間と人生をかけて受験に臨みます

独学を選んだから本気度が低い】とは言いません。

僕も本気で半年での独学一発合格を本気で目指した立場ですから。

ただし、独学で合格しただけでもすごいといわれる気象予報士試験です。

その試験を半年で独学で合格を目指すのであれば

「一般気象学」なんて余裕で理解してやるぜ!』という本気度と熱意がなければどのみち半年合格は難しいです。

ただし、その本気度と熱意、一般気象学を難なく読み解ける力があれば敢えて「一般気象学」を使わなくても合格は目指せると思います

なので【絶対に最短距離で合格したい】受験生に限り「一般気象学」を選ぶ価値はあります


ということで、初学者にはあまり「一般気象学」はおすすめしていません。

逆に以下のような受験生は「一般気象学」に手を出してみてもよいと思います

①一般知識を絶対に合格したい受験生

上記にもまとめてるように、一般知識試験は「一般気象学」から作られているといっても過言ではありません

一般気象学をあますことなく理解し、気象法令の学習を別途行えば一般知識試験の合格は難くないでしょう。

「一般気象学」に登場する文章・言葉・図・表・数式の全てを丸暗記するつもりで学習に取り組めば、必ず結果を残せるはずです。

なので、次回試験で絶対に一般知識試験を合格を果たしたい受験生は「一般気象学」をしっかい読み込み・理解することで合格が近づきます。

既に気象学の学習歴がある受験生で「一般気象学」の内容が理解できない場合は、まだまだ基礎が定着していません

お手持ちのテキストに再度向き合いきちんと基礎基本を理解しましょう

②実技試験で伸び悩んでいる受験生

無事学科試験を突破した受験生も、実技試験で伸び悩むことはよくあります。

その原因の一つが【基礎の理解の甘さ】にあります。

特に、実技試験対策に取り組んでいる受験生で以下のような状況に陥ることの多い受験生は基礎固めを改めて行うべきです。

過去問の解説が何を言っているかわからない。

解説を読んでもどうしてその答えになるかわからない。

記述問題の着眼点がいまいちつかめない

時間内にほとんど回答が終わらない

こんな状態の受験生はまだまだ基礎が固まっていません

ここから脱して合格点まで持ち上げるためには【基礎固め】が欠かせません。

その時にお手元のテキストをつかってもよいのですが「一般気象学」を使うと更に効果的です。

これまで使ってきたテキストはどうしても「理解できている」と思ってしまいがちです。

更にむずかしい「一般気象学」を使い基礎内容を復習することで

【自分自身の弱点】・【理解の甘い単元】を浮き彫りにさせることができます

なので実技試験で伸び悩んでいる受験生で「一般気象学」を持っていない受験生は、「一般気象学」を使った基礎固めをおすすめします。

解説を読んでも理解できないところや記述問題の着眼点が分からないところを「一般気象学」で見返してみましょう。

③リベンジ受験生・リターン受験生

あとは、久々の受験となる受験生や、一通り学習したけどなかなか合格のできない受験生は「一般気象学」が理解できるまで理解を深める学習をしてください。

一般気象学がすべて理解できなくても合格は出来ますが、「一般気象学のどこが理解できないかわからない」状態だと学習の方針が立てられません。

自分の学習の理解度を把握し、的確で効果的な学習を進めるために、「一般気象学」が理解できるかどうかを試してみましょう


以上が「一般気象学」のまとめ・レビュー記事です。

上記に一般気象学の商品リンクを貼っています。

気になる方はチェックしてみてくださいね。

記事内で紹介した別のテキスト・記事一覧

この記事で紹介したテキストや記事の一覧を以下に貼っておきます。

読んでいる途中で気になった記事があればボタンをクリックしてください。

  • この記事を書いた人

フリーター・そら坊

文系卒の20代後半の理系知識0のフリーター気象予報士。 2019年1月:予備知識0で学習開始 2020年8月:第52回試験で学科試験両科目合格も実技試験で不合格 2021年1月:第53回試験で実技試験も突破し完全合格 現在は気象予報士試験受験生に対し【サイト管理】と【個別指導】で微力ながらバックアップを行っています。 ※メガネはかけておりません、画像はイメージです!※

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