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【1000時間】気象予報士試験独学合格の学習時間目安

累計学習時間1000時間は本当か…

初学者~合格までに必要な目安学習時間は1000時間!

と、ネットでよく見かけますね。

サイトによっては独学だと1500時間必要とまで書いてあります。

実際のところ、合格までに学習時間が何時間必要なのか、僕の体験からメスを入れていきますね。

そもそも1000時間の根拠は?

実は僕、宅地建物取引士【通称:宅建】という資格も取得しています。

10ヶ月ほどの独学で一発合格しました。

その時もネットで学習時間の目安を調べてた時に【宅建の学習時間目安は300時間前後!】なんていう情報をよく見かけていたのですが…

学習時間の目安って何を基準・根拠に計算されているんだろう?

と、ずっと不思議でしょうがなかったです。

当たり前ですが

【効果的に集中した学習300時間】と

【だらだら無駄な学習をした300時間】

が同じわけないですし。

【毎日1時間×300日】と

【毎日3時間×100日】では

やはり効果も違ってくるでしょう。

結局僕は、宅建に関しては150時間ぐらいの独学で合格できました。一般的に目安といわれている学習時間の約半分ですね。僕は元々暗記が得意だったのもあり、目安の学習時間を下回ったのだとは思います。

が、このように、得手不得手や、学習にさける時間やペースは人それぞれである以上、この学習時間の目安というのは【全くあてにできない指標である。】と僕は思っています。

事実、サラッとネットサーフィンしてみても、【目安の時間は1000時間】というキャッチーなフレーズだけが独り歩きしていて、その根拠はどこにも示されていないサイトばかりです。

当たり前です、目安の学習時間なんてないんですから。

なのでこの記事でも【僕が独学合格までにどれだけの時間がかかったか】と

それを基準に「人によってこれぐらいかかるかもね?」という主観をまとめていきます。

僕、そら坊の合格までの累計学習時間

と、いうことで…

まずは、僕、そら坊が完全独学合格までに、どれだけの時間を学習に費やしたか計算します。

毎日の学習記録をつけていたわけではないので、記憶の範囲での計算になるのでご了承ください

学習時間の計算のルール

学習にはいろいろな時間が発生します。

学習場所までの移動時間、調べ物や情報収集の時間、気象予報士試験に関して言えば天気予報を見る時間も学習に含まれるかもしれません。他にも、過去問を印刷する時間等々…。

ここでは【どこまでを学習時間とするか】ルール化しておきます。

学習時間と換算するもの一覧

  • テキストを読む。
  • 暗記作業。
  • 過去問を解く。
  • 解いた過去問を採点する、復習する。
  • 模範解答を書き写す、図表を切り貼りしてまとめる。
  • 気象庁HP閲覧やネットでの天気図や各種資料の確認等、テキスト外の学習すべて。

学習時間の換算から除外するもの一覧

  • 学習場所への移動時間。
  • 過去問印刷等の時間。
  • 文房具等購入の時間。
  • テキストや教材購入、選定の時間。
  • 合格が決まった試験後の学習や自己採点(合格した第53回試験後の解答復元や解説動画のチェックは除外)

念のため以上のようなルールを元に学習時間を計算していきますね。

学習期間

まず学習に取り組んだ期間を書き出します。

以前、僕の学習スタートから合格までの記録を記事にしたことがあります、ご存じない方は以下を参照下さい。

上記の記事あるように、僕の学習期間は…

2019年1月~2020年1月

のちょうど1年です。

更に細かく分類していくと以下です。

学習期間前半:スタートから半年間の学習時間

まず、学習スタート~学科試験両科目合格となった、初受験までの前半です。

時期学習内容学習時間
2019年1月~3月まで一般知識:チャプター1読了
チャプター2の途中で一時挫折
約10時間
2019年3月~5月まで一般知識・専門知識:テキスト読了1日平均60分
合計60時間
2019年6月前半学科試験暗記項目詰め込み
学科試験内容復習
1日平均60分
合計15時間
2019年6月後半①学科試験過去問対策及び復習
②実技試験のテキスト学習・インプット
①過去問解答、採点、復習。
全て込みで1回2時間。
第35回~第51回まで
一般・専門それぞれ18回分×2なので
2時間×36回=72時間
②1日平均1時間
1時間×15日=15時間
①+②=83時間
2019年7月~8月①学科試験内容の復習
②テキスト付属の実技試験模擬
③実技試験過去問解答・採点・見直し
①1日平均30分
0.5時間×60日=30時間
②模擬試験が10事例。
解答から復習まで込みで2.5時間。
10事例×2.5時間=25時間
③第28回~第51回まで過去問対策
1事例当たり解答~復習全て込みで2.5時間
合計25回分×2事例で50事例。
50事例×2.5時間=125時間
①+②+③=180時間
2019年8月受験直後①第52回試験受験および解答復元
②各種業者の模範解答・解説チェック
1事例あたり1時間=2時間
約2時間
①+②=4時間
前半合計の学習時間10+60+15+83+180+4
=352時間
合計352時間
誤差概算なので誤差があるとして352±20時間

【※に関して】第38回試験が沖縄の台風により再試験が行われています。そのため、第38回だけ過去問が2種類あります。僕は通常試験も・再試験も解いています。なので、学科は18回分・実技は25回分で計算は間違っていません。

と、いうことで…

半年で合計352時間

の学習時間でした!!

概算なので誤差を考えて…

330時間~370時間ぐらいだとおもいます。

半年といいつつ、最初の2ヶ月ほどはほとんど学習していなかった期間があるので、実質4か月ぐらいですね。

学習効果を考えるにあたって、単純な学習時間だけではなく、学習の密度も影響してくると僕は思っています。

4ヶ月で350時間の学習密度なので、毎月90時間以上の学習

を行ったことになります。

このあたりの情報を参考に、あなた自身の場合はどれぐらいの時間が必要かイメージしてみてください。

そしてここまでやって、【どれぐらいの達成度・到達度だったか】ですが…

学科は両科目ともに、安全圏内でした。過去問は毎回13点以上キープできていました。

本番も(確か)一般14点・専門13点でした(すみません、本番の点数うろ覚えです💦)

実技は、過去問は時間内に完答できることの方が少なく、完答できたとしてもぎりぎり70点ぐらいと、最後の伸び悩みにつまずいていた感じでした。

本番は、実技Ⅰはぎりぎり完答できたものの自己採点は72点ぐらい。実技Ⅱは最後の大問がほぼ手つかずのまま試験終了で、自己採点も58点ぐらいでした。

負け犬の遠吠えみたいですが、あと50時間あれば実技も含め一発合格できたな~と思っています。

なので、僕の中では…

僕自身の場合、気象予報士試験を完全独学合格するために必要な最低学習時間は…

450時間

という結論には至っています。

まあ、このあたりに関しては、以下のこの記事のまとめで触れていくのでいったん話を戻しますね。

学習期間後半:第52回試験不合格~第53回試験での合格まで

不合格になってから、僕はしばらく立ち直れず勉強から逃げていました。

以下の記事にまとめています。

改めて表にしていきますね。

時期学習内容学習時間
2019年
9~11月末
現実逃避期間0時間
2019年
12月前半
第53回試験受験申請
テキストを改めて読み始める
1日平均60分
合計15時間
2019年12月後半~
2020年1月末
試験本番まで
①実技試験過去問解答・採点・復習
②とある実技対策(企業秘密)+α
③暗記作業
④テキスト外学習
①解答・採点・復習全て込みで3時間
第28回~第52回試験まで
合計26回分×2事例=52事例
52事例×3時間=156時間
合計10時間
③1日平均30分
0.5時間×30日=15時間
④1日平均30分
0.5時間×30日=15時間
①+②+③+④=201時間
後半合計の学習時間0+15+186=201合計216時間
誤差概算なので誤差があるとして216±5時間

と、後半だけを切り取るとこんな感じですね。

②とある実技対策とありますがこれはまだ企業秘密です。

近いうちに公表したいと思っていますが、まだ準備段階です。

僕はこれをすることで、回答スピードの向上を狙いました、結構効果があったと思います。

今回も学習密度を見てみましょう。

9月~11月までは学習時間がほとんどありませんでした。

それに対して、12月~1月末の試験本番までの約1ヶ月半で約210時間の学習時間を確保していました。

210÷45日=4.6時間ということで、一日当たり平均で4時間半学習している計算になります。

1ヶ月を切ってからは、いよいよ1日平均8時間~10時間ぐらいやっていました。

1事例復習込みで3時間かかるものを1日3事例やった日なんていうのもありましたしね。

試験までに過去問1周しきらないと!!

という義務感によって、モチベーションが維持できていました。

ちなみに、前半は実技試験の演習時間ですが、1事例当たり2.5時間としています。

この理由は前半の頃は実技試験の復習をないがしろにしてしまっていました。(時間がなかったのもありますが、重要性に気づいていませんでした。)

しかも、毎回解き終わるのに80~100分近くかかっていたので、実質2.5時間の内、復習に充てていた時間は1時間前後でした。

しかし、後半は復習の重要性に気づき、復習を重点的に行うようになりました。

過去問も時間ギリギリではありましたが、何とか時間内に完答できるものも多くなりました。

そのため、演習時間3時間の内、復習は前半のころの倍の2時間を確保していました。

学習時間合計

前半、後半の二つの合計から、僕そら坊は完全独学合格までに…

合計568時間

の学習時間を費やしたようです。

計算してみると、長いような短いようなって感じですね。

ゲームとかはやり込むとこれぐらいになっちゃう人もいるでしょうし…。

単純計算で…

1年あたり→毎日1時間半。半年あたり→毎日3時間。

3ヶ月あたり→毎日6時間。1ヶ月あたり→毎日18時間。

ですね。

こう考えると、案外現実的で、さほど難関資格には見えない気がしてきますね。

ただ、当たり前ですが、受験生一人一人の適性・個性・得手不得手・学力・事情・人生経験・学習に割ける時間などで、合格までに必要な学習時間数は大きく変わってきます。

なので、僕が500時間で取得できたとしても、あなたがそうとは限りませんし、逆にもっと少ない時間で合格できるかもしれません。

そこら辺の変動の要因に関して、次ページでまとめていきますね。

次のページでは合格までの必須学習時間の増減となる要因をまとめていきます。

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  • この記事を書いた人

フリーター・そら坊

文系卒の理系知識0のフリーター気象予報士。 2019年1月:予備知識0で学習開始 2019年8月:第52回試験で学科試験両科目合格も実技試験で不合格 2020年1月:第53回試験で実技試験も突破し完全合格 現在は気象予報士試験受験生に対し【サイト管理】と【個別指導】で微力ながらバックアップを行っています。 現在、株式会社アガルートさんでのコラム記事も執筆しております! ※メガネはかけておりません、画像はイメージです!※

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