今年度(令和6年度・2024年度)の試験スケジュールが発表されました。受験を検討されている方は見落としの内容にしておきましょう。注意点もまとめておきます。
令和6年度(2024年度)の第62回・第63回気象予報士試験日程
気象予報士試験は毎年8月と1月の年2回開催となっています。夏冬それぞれの日程が出ていますので、それぞれ分けてまとめていきます。
令和6年度第1回試験(第62回試験)
受験資料配布開始
受験資料の配布開始は2024年5月20日(月)となっています!
この日から主催である【気象業務支援センター】のHPにて【受験資料】のダウンロード及び郵送依頼が可能になります。
ダウンロードして必要な部分だけプリントアウトで良いと思います。また例年通りであれば、プリントアウトが難しい方向けは、気象業務センターに問い合わせることで資料の郵送を依頼できるはずです。ただ、結構手間がかかります。
受験資料の注意点
受験資料が入手できる期間には限りがあり、一定期間が経過するとダウンロードができなくなります。受験資料の中には受験申し込み書類や受験料振込に関する書面、会場の一覧や受験時の注意事項など、入手できないとまずいものがたくさん含まれるので必ず期間内にダウンロードしておきましょう。
受験申請期間
第62回試験の受験申請期間は【2024年6月17日(月)~7月5日(金)※当日消印有効】となっています。
受験申請はオンラインやWeb申請などはなく【書面郵送受付】のみとなっています。
こちらも結構手間がかかる上、郵送方法に指定があり期間ギリギリになってしまうと万一ミスがあった時に受験自体できなくなるケースがあるので、時間にゆとりを持って申請を終わらせましょう。
申請の方法に関しては過去に以下記事にまとめています、数年前の記事ですが2024年現在もほとんど変更点はないようなので、流れが知りたい方はチェックしておきましょう。
気象予報士試験の受験申請方法を知りたい方は以下記事をチェック
受験申請の注意点
こちらの受験申請期間はかなり厳格に運用されています。
というのも、以前そら坊の個人指導受講生が申し込みに失敗してしまい、実際に受験できなくなったためです。
その受験生の方は【申請期間最終日】に郵便局に受験申込書を持ち込んだのですが「特定記録扱い」として提出しなければいけなかったところ「普通郵便扱い」で預けてしまい、申請書が数日後に返送されてしまいました。
もちろん、郵便物には申請期間最終日の消印は押されていました。
その後、気象業務支援センターにその旨連絡し、速達で再度特定記録扱いとして郵送したのですが結果的に受験申請は受理されず…
ということがありました。
消印もあるし何とか便宜を計ってもらえるのではないか?とそら坊も思っていたので、驚きでした。皆さんも同じ轍を踏まないように受験申請は早めに済ませてくださいね。
受験票到着期間
上述の受験申請が滞りなく済んでいた場合、受験票が2024年8月5日(月)~8月9日(金)の間にご自身の指定した住所に届きます。
早めに申請を済ませた方だと、受験申請から受験票到着までに2ヶ月空いてしまうので、本当に「忘れた頃にやってくる」感覚です。
しかも、この【申請完了〜受験票到着】までの間に「気象業務支援センター」からの連絡やアクションは全く無いため【受験申請がうまくできているのか?】などがかなり不安になります。少し不親切な仕組みになっていますが、そんなものだと割り切りましょう。
受験票に関する注意点
受験申請〜受験票到着までの間に「受験申請承りました」などの連絡・音沙汰は一切ないため、受験票が届くか心配になりますが、上記期間までの間に届くことになっているので気長に待ちましょう。
ただ、もしこの期間を過ぎても受験票が届いていない場合は何かしらのトラブルが予想されるので早めに気象業務支援センターに問い合わせましょう。
当然ですが、試験日当日は受験票の持ち込みも必須となります。受験票到着〜試験本番までは約半月ほどしか無いので問題はないと思いますが、受験票は紛失のないように気をつけましょう。
第62回気象予報士試験日程
第62回試験の本番日は2024年8月25日(日)です。例年通り8月の第4日曜日ですね。
当日の持参物や試験スケジュールは、上述した【受験資料】に基本的にまとめられています。
受験生ごとに会場やどの試験を受験するかが異なるため、自身の会場とタイムスケジュールをきちんと把握しておきましょう。
試験本番の注意点
会場によって周囲の環境に差があります。コンビニや勉強できそうなカフェがあるか?など事前に調べておきましょう。可能なら下見をしておけるとさらに安心です。試験会場の開場時間もまちまちです、早めに開場して受験生が勉強できるようにしてくれているところもそうでないところもあると思います、どんな環境でも慌てず立ち回れるようにプランをいくつか練っておきましょう。
第62回試験模範解答公開
こちらはまだ日程公開がされていませんが、例年【試験日の2週間前後】で【正式解答】が気象業務支援センターより公開されます。
このタイミングで発表されるものは「模範解答」と「問題に不備があった際の補足や訂正、得点配分に関する対応」飲みなので、合格基準点などはまだわかりません。
また、これよりも早く「各予備校業者」などが「解答速報」を公開することが多いです、早めに手応えを知りたい方はチェックしてみるのも良いと思います。
解答速報・模範解答確認時の注意点
解答速報や模範解答を正確に行うためには当然ですが「自身の解答復元」が必要です。学科試験はマークシートなので自分の解答を残しておきやすいですが、実技試験は記述問題や作図問題もあるので、試験後の自己採点をなるべく正確に行いたい方は日頃から自身の解答をどこかに残す癖をつけておきましょう。
第62回試験合格発表日
第62回試験の合格発表日は2024年10月11日(金)です、こちらも例年とほぼ変わらない時期ですね。
ここで「その回の試験の合格基準点」と「合格者」や「合格者のデータ」などが公開されます。
合否の確認方法は二つあります、一つは気象業務支援センターのHP上での確認です。当日午前10:00ごろから合格者一覧が公開され始め自分の合否が受験番号で確認できるようになっています。
もう一つは合否通知ハガキです。こちらは都内であれば当日の昼過ぎ、地方であれば遅くても合否発表時の翌日には受験生の自宅に郵送されるようになっています。
合否通知ハガキは特別な手続きをせずとも全ての受験生に郵送されるようになっているので、HPを確認せずとも合否がわかるようになっています。
実際にそら坊自身も、完全合格した第53回試験時はHPではなく自宅に届いたハガキで合格を確認しました。HPを確認する勇気がなかったためですね。
合否発表確認後の注意点
晴れて完全合格となってもまだ気象予報士ではありません。合格後に気象庁に気象予報士の登録申請を行う必要があります、登庁・郵送・Web などの申請方法があります。そして、学科試験の一部合格の場合、合否通知ハガキに【学科試験免除番号】が記載されています。次回以降の試験で科目免除を受けるために必要となるので合否通知ハガキは必ず保管しておきましょう。
令和6年度第2回試験(第63回試験)
受験資料配布開始
受験資料の配布開始は2024年10月15日(火)となっています!
この日から主催である【気象業務支援センター】のHPにて【受験資料】のダウンロード及び郵送依頼が可能になります。
ダウンロードして必要な部分だけプリントアウトで良いと思います。また例年通りであれば、プリントアウトが難しい方向けは、気象業務センターに問い合わせることで資料の郵送を依頼できるはずです。ただ、結構手間がかかります。
受験資料の注意点
受験資料が入手できる期間には限りがあり、一定期間が経過するとダウンロードができなくなります。受験資料の中には受験申し込み書類や受験料振込に関する書面、会場の一覧や受験時の注意事項など、入手できないとまずいものがたくさん含まれるので必ず期間内にダウンロードしておきましょう。
受験申請期間
第63回試験の受験申請期間は【2024年11月11日(月)~11月29日(金)※当日消印有効】となっています。
受験申請はオンラインやWeb申請などはなく【書面郵送受付】のみとなっています。
こちらも結構手間がかかる上、郵送方法に指定があり期間ギリギリになってしまうと万一ミスがあった時に受験自体できなくなるケースがあるので、時間にゆとりを持って申請を終わらせましょう。
申請の方法に関しては過去に以下記事にまとめています、数年前の記事ですが2024年現在もほとんど変更点はないようなので、流れが知りたい方はチェックしておきましょう。
気象予報士試験の受験申請方法を知りたい方は以下記事をチェック
受験申請の注意点
こちらの受験申請期間はかなり厳格に運用されています。
というのも、以前そら坊の個人指導受講生が申し込みに失敗してしまい、実際に受験できなくなったためです。
その受験生の方は【申請期間最終日】に郵便局に受験申込書を持ち込んだのですが「特定記録扱い」として提出しなければいけなかったところ「普通郵便扱い」で預けてしまい、申請書が数日後に返送されてしまいました。
もちろん、郵便物には申請期間最終日の消印は押されていました。
その後、気象業務支援センターにその旨連絡し、速達で再度特定記録扱いとして郵送したのですが結果的に受験申請は受理されず…
ということがありました。
消印もあるし何とか便宜を計ってもらえるのではないか?とそら坊も思っていたので、驚きでした。皆さんも同じ轍を踏まないように受験申請は早めに済ませてくださいね。
受験票到着期間
上述の受験申請が滞りなく済んでいた場合、受験票が2024年12月30日(月)~2025年1月8日(水)の間にご自身の指定した住所に届きます。
2024年4/19現在、こちらの受験票到着期間に関しては【あくまで仮決定】のため、変更がある可能性があるとのことでした。気象業務支援センターHPより確認できます。
早めに申請を済ませた方だと、受験申請から受験票到着までに2ヶ月空いてしまうので、本当に「忘れた頃にやってくる」感覚です。
しかも、この【申請完了〜受験票到着】までの間に「気象業務支援センター」からの連絡やアクションは全く無いため【受験申請がうまくできているのか?】などがかなり不安になります。少し不親切な仕組みになっていますが、そんなものだと割り切りましょう。
受験票に関する注意点
受験申請〜受験票到着までの間に「受験申請承りました」などの連絡・音沙汰は一切ないため、受験票が届くか心配になりますが、上記期間までの間に届くことになっているので気長に待ちましょう。
ただ、もしこの期間を過ぎても受験票が届いていない場合は何かしらのトラブルが予想されるので早めに気象業務支援センターに問い合わせましょう。
当然ですが、試験日当日は受験票の持ち込みも必須となります。受験票到着〜試験本番までは約半月ほどしか無いので問題はないと思いますが、受験票は紛失のないように気をつけましょう。
第63回気象予報士試験日程
第63回試験の本番日は2025年1月26日(日)です。例年通り1月の第4日曜日ですね。
当日の持参物や試験スケジュールは、上述した【受験資料】に基本的にまとめられています。
受験生ごとに会場やどの試験を受験するかが異なるため、自身の会場とタイムスケジュールをきちんと把握しておきましょう。
試験本番の注意点
会場によって周囲の環境に差があります。コンビニや勉強できそうなカフェがあるか?など事前に調べておきましょう。可能なら下見をしておけるとさらに安心です。試験会場の開場時間もまちまちです、早めに開場して受験生が勉強できるようにしてくれているところもそうでないところもあると思います、どんな環境でも慌てず立ち回れるようにプランをいくつか練っておきましょう。
第63回試験模範解答公開
こちらはまだ日程公開がされていませんが、例年【試験日の2週間前後】で【正式解答】が気象業務支援センターより公開されます。
このタイミングで発表されるものは「模範解答」と「問題に不備があった際の補足や訂正、得点配分に関する対応」飲みなので、合格基準点などはまだわかりません。
また、これよりも早く「各予備校業者」などが「解答速報」を公開することが多いです、早めに手応えを知りたい方はチェックしてみるのも良いと思います。
解答速報・模範解答確認時の注意点
解答速報や模範解答を正確に行うためには当然ですが「自身の解答復元」が必要です。学科試験はマークシートなので自分の解答を残しておきやすいですが、実技試験は記述問題や作図問題もあるので、試験後の自己採点をなるべく正確に行いたい方は日頃から自身の解答をどこかに残す癖をつけておきましょう。
第63回試験合格発表日
第63回試験の合格発表日は2025年1月26日(日)です、こちらも例年とほぼ変わらない時期ですね。
ここで「その回の試験の合格基準点」と「合格者」や「合格者のデータ」などが公開されます。
合否の確認方法は二つあります、一つは気象業務支援センターのHP上での確認です。当日午前10:00ごろから合格者一覧が公開され始め自分の合否が受験番号で確認できるようになっています。
もう一つは合否通知ハガキです。こちらは都内であれば当日の昼過ぎ、地方であれば遅くても合否発表時の翌日には受験生の自宅に郵送されるようになっています。
合否通知ハガキは特別な手続きをせずとも全ての受験生に郵送されるようになっているので、HPを確認せずとも合否がわかるようになっています。
実際にそら坊自身も、完全合格した第53回試験時はHPではなく自宅に届いたハガキで合格を確認しました。HPを確認する勇気がなかったためですね。
合否発表確認後の注意点
晴れて完全合格となってもまだ気象予報士ではありません。合格後に気象庁に気象予報士の登録申請を行う必要があります、登庁・郵送・Web などの申請方法があります。そして、学科試験の一部合格の場合、合否通知ハガキに【学科試験免除番号】が記載されています。次回以降の試験で科目免除を受けるために必要となるので合否通知ハガキは必ず保管しておきましょう。