【らくらく突破:気象予報士簡単合格テキスト実技編】の内容
テキスト終盤:かゆいところに手が届く付録・資料集
本テキストの終盤には、暗記や過去問演習の復習などの学習効率を大幅に上げてくれる資料集が収録されています。
この付録、侮るなかれ…ですよ
ページ数は30Pと決して多くないですが【実技の学習に必要な知識】と銘打たれて【実技試験の解答速度・精度の底上げ】に役立つ知識や情報がまとめられています。
どんなテキストにも載っているような【基本中の基本】から【意外とニッチでマニアックだけど知らないと困るような情報】【知っていれば実技試験で出題される計算問題が楽で簡単になるような知識】【近年、実技試験の得点の2~3割を占める気象災害に関する知識】【作図の練習問題と解説】まで幅広く網羅しています。
僕も最初は「付録だし読まなくていいかな」となめてたんですが、ふと付録を流し読みした時に「試験に有用な情報めちゃくちゃあるじゃん…」とおどろきました。
インプット学習や過去問演習時に活用したい
暗記事項がしっかりまとめられており、暗記学習の際に使えるようになっています。
また、実技演習の時などに「あれってどうだったけ…」といった細かい疑問点などが出てきたときにぱっと見返せるような資料集として活用できそうです。
ここまでで「リベンジ受験生の2冊目テキスト」にも「1冊目テキスト」にもおすすめだと伝わったんではないでしょうか?
最後にその他の特徴・おすすめポイントに関してまとめます。
【らくらく突破:気象予報士簡単合格テキスト実技編】のおすすめポイント
同シリーズの学科試験バージョンがある
気象予報士試験は、パッと見、学科試験と実技試験の試験内容に大きな差があるように見えます。
が、当然ですがどちらも気象現象を扱う学問であることは変わりなく、学科と実技の学習内容は当たり前のように連動しています。
なので、学科対策と実技対策を同シリーズのテキストで行うことで、学科から実技への移行をよりスムーズにすることができます。
出版社も当然のように学科と実技の連動性は意識して作成していると思いますしね。
学科試験テキストに【らくらく突破】を使っている受験生は実技テキストも同じ【らくらく突破】を使うことを強くお勧めします。実技テキストと一緒に学科試験テキストを探している受験生は【らくらくシリーズ】をまとめ買いしてもよいかもしれません。
【らくらく突破】の学科試験テキストはそら坊が最もおすすめしている学科試験テキストでもあります。学科試験テキストのおすすめランキングに関する記事はここをクリック
【らくらく突破:気象予報士簡単合格テキスト実技編】のおすすめの使い方
独学なら【解いてスッキリ!】の実技テキストと併せて使いたい
過去の合格体験談にも書きましたが、僕はこのテキストと【解いてスッキリ!】という実技テキストの2冊の実技テキストを使って完全独学合格できました。
ここまでの記事にまとめたように、本テキストの【らくらく突破実技編】は【問題演習においてのみ】実際の過去問に比べて完成度・類似度が落ちてしまいます。
そこを補えるのが【解いてスッキリ!】の実技テキストです。【解いてスッキリ!】は実際の過去問を用いた実践問題となっており、試験本番とほぼ変わらない実践演習ができます。しかも各問題に細やかな解説もついており【試験センス】を磨くのに持って来いです。
また【解いてスッキリ!】では【各擾乱・事例の基礎知識学習】が【らくらく突破実技編】よりも手厚くなっています。
それぞれのテキストがそれぞれのテキストを補い合っている感じです。なので、試験テクニック養成や回答の引き出しづくりは【らくらく突破実技編】で行い、各事例の基礎学習や試験センスのブラッシュアップは【解いてスッキリ!】で行ったうえで【過去問演習に移行】が最も効率的且つ確実なステップアップでないかなと思っています。
解いてスッキリ!の実技テキスト詳細をまとめている記事も作成しました!
気になる方は以下リンクからチェックしてみてくださいね!
2冊の実技テキストの使い方に関して過去にもまとめています
そら坊自身の合格体験として、2つの実技テキストを使った実技学習のプロセスに関して、以前記事をまとめています。まだ、読んだことのない受験生は是非チェックしてみてください、以下にリンクを貼っておきます。
以上が【らくらく突破 気象予報士かんたん合格テキスト実技編】のレビュー記事でした。
実技試験対策をスムーズに突破するために、是非チェックしてみて下さいね。