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コラム 予報士・キャスターのコラム 就活・転職・リスキリング 気象予報士試験に関して 資格探し

気象予報士はリスキリングや転職におすすめ資格?【コスパ・メリット・就職・稼げるか】や【宅建】と比較。

この記事を特に読んで欲しい方

  • 気象予報士の資格や試験に関して知りたい方
  • キャリアアップや就職に向けて何らかの資格取得を検討している方
  • リスキリング・リカレント教育に興味のある方

【とりあえず何か資格が欲しいんだけど、何がいいかな…】と悩まれている方へ!【気象予報士】を実際に取得してみて数年経ち【そら坊が実際に感じている気象予報士という資格に関する本音】を赤裸々にまとめていきます。

そしてそら坊、実は社会人の資格勉強の代表格でもある【宅地建物取引士(通称:宅建士)】も独学で取得しています。

【宅建】とも比較しつつ、【気象予報士をあなたの資格取得の選択肢に入れるべきか】判断できる記事にしていますので、是非参考にしてみてください。

【気象予報士】はリスキリングにおすすめの資格?

【とりあえず何か資格が欲しい人】には向かない

まず結論から。気象予報士試験は残念ながら【誰にでもおすすめできる】資格ではありません。

もちろん、一人一人の取得の目的や状況・適性によっておすすめできるかどうかは異なってきます。どんな方に気象予報士が向いているかおすすめか?なども記事内でまとめていくので、読んでから考えたいという受験生は最後までお付き合いください。

そこまで気象予報士にこだわってなかったけど、「実は自分に気象予報士が向いているかも」という可能性もあるのでぜひご一読ください。

他資格を探すなら【ユーキャン】や【アガルートアカデミー】がおすすめ

資格を探すなら【ユーキャン】や【アガルートアカデミー】

読まずとも「気象予報士じゃなくて別の資格を探そう」という方は【ユーキャン】や【アガルートアカデミー】といった通信講座のHPで色々探してみるのをおすすめします。

通信講座のHPは【講座の申し込みを促進】するために各資格の特徴や情報をHPにたくさんまとめてくれています。無料でじっくり見くらべることができるので、是非一度覗いてみましょう!おすすめの【ユーキャン】と【アガルートアカデミー】さんのリンクを貼っておきます。

【ユーキャン】と【アガルートアカデミー】はそら坊もこちらのサイトでレビュー記事をまとめているので詳しく調査済です!

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「資格にチャレンジしてみたいけど何がいいかわからない…」という方は、まずはユーキャンにどんな資格があるかチェックしてみてください
気象予報士講座も宅建講座もあります。まずは公式HPから色々な講座をチェックしてみましょう!

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以下に「万人にはおすすめできない理由」をまとめていきます。気象予報士試験が自分に向いている資格か?判断材料にしてみてください。

気象予報士が万人にはおすすめできない理由

まず【取得難易度が高い】のが第一の理由です。

気象予報士試験は【難関国家資格】に分類され、取得のための学習量・学習時間も決して少なくはありません。

取得には【早くても1年~1年半】の期間が必要で、合格までに2年~3年かかる受験生も一般的です。

そら坊自身も取得には1年かかりました。受験回数は二回です。しかしそれでも早い方で、一般的には合格までに3~5回の受験を要することが多いです。

受験生御用達の【めざてん】というサイトの合格者リストを見てもらうとわかりますが、10回以上受験している方なども多いです。

宅建は3ヶ月ぐらいで一発合格できました。宅建の方が簡単で早く取れて稼げるので、すぐに稼ぎたい方はそちらがお勧めですね。

また【コスパが良くない】というのも理由の一つです。

これは後述しますが「決して就職に困る」というわけではありません。

気象予報士は【独占業務がしっかりあります】し【各事業所に〇人以上必要】といった【規定人数】も定められているので、仕事にありつけないということはありません。

ただ【高給取りが少ない】のは事実です。

気象予報士で比較的高給取りになる道としては

  1. 気象庁職員になる
    • 国家公務員なので平均年収約650万円ほど
  2. 人気のお天気キャスターになる
    • 局アナはサラリーマンなので月収制ですが、知名度・人気によっては夢が見られるかも

ぐらいです。

民間の気象予報会社はたくさんありますが、一般的なサラリーマン程度しか稼げないようです。

【需要はしっかりある資格】ですが【夢を見にくい資格】であることは間違いないでしょう。

【需要はある】とはしていますが、気象予報士は【独立が難しい】です。

「資格取得して独立したい」と考える方は一定数いると思いますが、気象予報士は基本的に【どこかに所属して雇われる雇用形態】が一般的です。

なぜなら「気象業務を行う」には「気象庁に予報業務を行う許可」を取る必要があるためです。

さらにその「業務許可をもらう」には「毎月数万円を払って各地の気象データを収集する」必要があったりと、個人で予報業務許可を取得するハードルはかなり高く、「独立して稼ぐ」のに向いていません。

もちろん中には個人で予報業務許可を取得している方もいます。が、ごく少数ですし「稼ぐため」というよりは「趣味が高じて」という方の方が多いイメージです。以下に実際に予報業務許可を取得している法人・個人のリストを載せておくので気になる方はチェックしてみてください。

【とりあえず何か資格が欲しい】なら別の資格がお勧め

上記の理由から【とりあえず何か資格が欲しい】という方は【宅建】などの方が取得しやすいうえに気象予報士試験よりも稼ぎやすいのでお勧めです。

通信講座のHPは【講座の申し込みを促進】するために各資格の特徴や情報をHPにたくさんまとめてくれています。無料でじっくり見くらべることができるので、是非一度覗いてみましょう!


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「資格にチャレンジしてみたいけど何がいいかわからない…」という方は、まずはユーキャンにどんな資格があるかチェックしてみてください
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次に「気象予報士資格取得」をおすすめしたい人と理由をまとめていきます。

気象予報士取得やリスキリングをおすすめできる人

おすすめしたい人①天気や気象現象が大好き!

まずおすすめしたいのが、お天気や気象現象が大好きな方です。

試験のための学習がそのまま大好きな天気の勉強に直結し、天気に詳しくなれるので非常に有意義だと思います。

  • 取得するか分からないけどひとまず天気の勉強を趣味で始めてみたい
  • 勉強が上手くいけば試験にチャレンジしてみたいかも
  • 日々の天気予報をより楽しめるようになりたい

といった方たちも多く「とりあえず天気を勉強してみて資格受験をどうするか考える」というのもアリですね!

おすすめしたい人②気象予報士でないとできない仕事がしたい

気象予報士の強みは【資格の唯一無二性】にあります!

なので気象予報士でないとできない仕事に就きたい方は取得がおすすめです。

天気予報を仕事にできるのは日本国内では気象予報士だけ!気象予報士がなくても仕事で気象に携わることはできますが、やはり【気象予報士】の資格が求められることが多いです。

あとはやはり「メディア系の就職に強い」ですね。

特に最近注目度の高いお天気キャスターには欠かせない資格となっています、

実は気象予報士の資格がなくてもお天気キャスターにはなれるのですが、かなりの倍率で非常に狭き門となっているので、気象予報士を取得している方もどんどん増えてきています。取得できているに越したことはありません。

おすすめしたい人③キャリアアップ・転職・リスキリング目的

気象予報士試験受験生の一番のボリュームゾーンは20~40代の社会人となっています。

以下が第61回試験の受験者・合格者の一覧です。

第61回気象予報士試験受験者及び合格者一覧【気象業務支援センターより】
気象業務支援センターより

青枠で囲ったところを見てもらうとわかりますが、合格者の8割以上をこの年代の方が占めています。気象予報士資格がキャリアアップや転職に活かせるのは主に以下に示す業界です。

気象予報士がキャリアアップ活かせる職種・業界

  • 気象庁や地方自治体等の防災業務
    • どんな自治体にも必ず防災業務はあります。「防災士」とのダブルライセンスで活躍している方が多いです。
  • 航空業界や建築業界でのキャリアアップ
    • 天候の影響が人命に直結しかねない業界では気象予報士は重宝されています。
  • 旅行代理店や飲食メーカー
    • 天候によって自社サービスの内容や需要に変動が出る業界では、気象予報士によるコンサルティングによってサービスの最適化や仕入れ量の調整を行うこともあります。
  • 農業・林業・漁業などの第一次産業
    • 自然を相手にする第一次産業でも、気象予報士が活躍する機会は多いです。
  • IT業界×気象予報士
    • 天気予報アプリの開発やサービスの提供・維持にも気象予報士が必要です。
  • 報道系・メディア系
    • キャスターとして表舞台での活躍はもちろん、裏方として天気予報の台本作成やコーナー作成にも気象予報士が求められます。
  • 気象予報士の予備校講師など
    • 難関国家資格&話題性のある資格なので一定の需要は見込め、有資格者の講師を求めているスクールも多いです。

「気象予報士」だけでは選択肢は広いとは言えませんが「他業種や他スキル」とのかけ合わせによって、幅広い活躍やキャリアアップが目指せるのが特徴です。

実際に、そら坊の個別指導で見事合格した「まさおさん」は地方自治体の防災業務に携わっており、キャリアアップを目指しての挑戦でした。

キャリアアップや転職、リスキリングだけを考えるのであれば「宅建」などの他資格でも十分目的達成は可能です。

なので、それだけが目的の方は気象予報士に限らず幅広く探してみてもいいと思います。

【どうせなら天気に携わる仕事でキャリアアップを】という場合は是非気象予報士にチャレンジしましょう!

おすすめしたい人④「推し」が気象予報士を持ってる!

話題性と難易度の高さからアイドルやタレントが挑戦することも多い気象予報士は、著名人が合格するとしばしばニュースになります。

なので、自分の「推し」が気象予報士の資格を持っている!受験に挑戦している!という可能性も出てきました。

有名どころではSnow Manの阿部亮平さんやAKB48の武藤十夢さんなどですね。

そんな「推し」と同じ挑戦をしてみたい!という動機で気象予報士試験にチャレンジしている方をsnsでもしばしば見かけることも増えてきました!

難関資格故に、推しと同じ資格が取れた時の喜びは格別なはずです!まずは推しが気象予報士を取得してないか調べて見るのはいかがでしょう?

おすすめしたい人⑤リカレント教育・生涯学習として

気象予報士はシルバー層の受験が多いのも特徴の一つです。

その理由の一つは「気象予報士には特別な受験資格が必要ないため、思い立ったら誰でも受験できる」という手軽さにあると思います。

難関国家資格の多くは、受験するために「特定の業務経験」・「予備試験の合格」・「大学や大学院での特定の単位取得や卒業」などの条件が課せられることが多く「いざ受けたい!」となってもそもそも受験資格すらないということも多いです。

その点、気象予報士は受験料支払いをすればすぐにでも受けられる手軽さがあります。

しかも難関国家資格なので挑戦しがいのある試験のため、仕事が一息ついたシルバー層などが「生涯学習やリカレント教育」として挑戦されているのだと思います。

「趣味の一環として無理のない範囲で勉強して、ゆくゆく取得できればいいかな」というスタンスで数年間にわたって自分のペースで受験を繰り返し、合格されている方が多い印象です。

  • 仕事や育児が落ち着き時間ができたので、かねてから興味のあった天気の勉強を始めた
  • テレビやラジオで天気予報を聞くうちに興味が出てきた
  • 時間ができたので、手応えのある国家資格にチャレンジしてみたい

上記に当てはまりそうな方は是非気象予報士試験にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

おすすめしたい人⑥資格マニアの方

気象予報士の一番の強みとして上述した「資格の唯一無二性」のおかげで「話題性と知名度」は難関資格の中ではダントツです。

加えて同程度の知名度や話題性のある「司法試験や医学部受験、東大受験」などに比べると「易しく取りやすい資格」であるため資格マニアの方には人気のある資格だと思います。

特に「易しめの他の資格学習もしつつ並行して気象予報士試験も挑戦し、気象予報士に合格している頃には取得資格が複数増えている」という計画で受験される方が多いです。

加えて「気象予報士」は実はレアです。2024年現在も日本国内での気象予報士は12,095名しかいないんです。

【1万人に1人】というかなりキャッチ―なフレーズをつけることができます。

特に「実用性のない簡単な資格ばっかり取ってるんでしょ?」と思われたくない受験生には「気象予報士」や「宅建」はおすすめです。

自身の「資格一覧」に箔をつけたい方にも気象予報士はおすすめです!

おすすめしたい人⑦物理・数学・化学・地学など理系分野が苦手ではない方

気象予報士試験を難関たらしめている大きな要因の一つが「理系学問が避けて通れない」という点です。

そら坊自身も文系出身だったため、かなり学習に苦労しました。

「理系」への苦手意識を持つ受験生はかなり多いので、「あなたが理系が苦手でない」だけでもかなりのアドバンテージになります。

理系が「得意」でなくてもいいんです。「苦手ではない」だけでもかなりのアドバンテージです。「理系が得意」なら尚更有利になります。

「理系学習に苦のない人」「日本語より数式の方が分かり易くてありがたい」という方にも気象予報士試験はおすすめです!

おすすめしたい人⑧就活や人付き合いで話のネタが欲しい人

「何か困ったら天気の話を…」とよく言われるほど、「天気」は「万人の生活」に密接にかかわっています。

しかも上述したように気象予報士は意外とレアな資格で、2024年現在も日本国内での気象予報士は12,095名しかいません。

取るだけで【日本国民の1万人に1人】を名乗ることができます。

「自分、気象予報士なんです!というだけでかなりの話のネタになるのは意外と知られていません。

分かる人には「すごいね、難しいんでしょ」と言ってもらえますし、分からない人でも「すごさや珍しさ」でウケること間違いなしです。

そら坊は仕事柄初対面の人と良くお話するのですが、やはり「気象予報士」であることを伝えると、結構話が盛り上がります。自分を印象付けることができますね。

気象予報士の取得やリスキリングに興味が出たなら

取得目安は1~2年

上記の「おすすめできる人」に当てはまり、気象予報士や天気の勉強に興味を持った方は早めの動き出しをおすすめします!

取得まで1~2年かかるのが一般的なので、早めに学習に取り組んでいきましょう!

まずは「気象予報士試験の詳細を知る」ことや「テキストや講座を探す」ことなどを始めてみてください。

初学者向けのまとめ記事もあるので、是非読んでみてください。以下に記事のリンクを載せておきます。

リスキリングやキャリアアップは他の資格をという方は

まずは自分にぴったりな資格を見つけましょう

気象予報士以外にも魅力的な資格はたくさんあります。まずは自分にあった資格を見つけることから始めましょう。

資格を探すなら、通信講座のHPを見るのがおすすめです。

通信講座のHPは【講座の申し込みを促進】するために各資格の特徴や情報をHPにたくさんまとめてくれています。無料でじっくり見くらべることができるので、是非一度覗いてみましょう!おすすめの【ユーキャン】と【アガルートアカデミー】さんのリンクを貼っておきますのでチェックしてみてください。

ユーキャンは何と言っても【膨大な講座数】がウリです!

「資格にチャレンジしてみたいけど何がいいかわからない…」という方は、まずはユーキャンにどんな資格があるかチェックしてみてください
気象予報士講座も宅建講座もあります。まずは公式HPから色々な講座をチェックしてみましょう!

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  • この記事を書いた人

フリーター・そら坊

文系卒の理系知識0のフリーター気象予報士。 2019年1月:予備知識0で学習開始 2019年8月:第52回試験で学科試験両科目合格も実技試験で不合格 2020年1月:第53回試験で実技試験も突破し完全合格 現在は気象予報士試験受験生に対し【サイト管理】と【個別指導】で微力ながらバックアップを行っています。 現在、株式会社アガルートさんでのコラム記事も執筆しております! ※メガネはかけておりません、画像はイメージです!※

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