試験当日に読んでください。
これまでの努力を合格に繋げるために、忘れてほしくないことをまとめます。
出発前編
おはようございます、きちんと寝付けましたか?
良く寝れた受験生にも、そうでない受験生にも平等に試験は近づいています。
出発前の最終確認を行いましょう。
持ち物の最終確認
まずは持ち物の確認です。
- 学習アイテム
- 使い慣れたテキスト・ノート・単語帳等、試験直前の復習に使いたいものを持参しましょう。
- 筆記用具
- 筆記用具以外にもコンパス・ディバイダ・定規等、試験に必要なアイテムを忘れないように。
- 受験票
- 最も大事なものです。絶対に忘れないようにしましょう。
- 時計
- 会場に時計があるとは限りません、きちんと準備しましょう。
- ホッカイロ・防寒具(※冬試験限定)
- 冬試験では、手のかじかみのせいで、試験に支障が出る可能性があります。各種防寒具やホッカイロを持参していきましょう。
- おまもり
- 僕はお守りをもっていったことはありませんが、お守りを持っている人も多いですね。お守りを忘れると、かなり動揺してしまうと思います、持ち忘れがないか確認してください。
- 財布・交通系ICカード等
- お金がなくて試験会場に到達できない・遅刻してしまう・受験できない・引き返す等、仮に受験できたしてもかなりのロスになることは否めません。いつもと違うバックで受験会場に向かう人は、財布等が普段のバックに入れっぱなしになっていないかきちんと確認してくださいね。
- マスク・ハンカチ(※第55回試験限定)
- コロナ禍の受験です。マスクがないと会場に入れてもらえないかもしれません。きちんと持参しましょう、ない人はドラッグストアで購入しましょう。
- ハンカチも必須です。会場のお手洗いはハンドドライヤーが使用禁止になっているかもしれません。
- 耳栓
- この記事の後半でも述べますが、試験会場は決して静寂ではありません。試験当日に少しでも静かな環境で勉強したい人は耳栓等、何かしら準備をしておくといいです。
- アイマスク・ブランケット・クッション等
- 休憩の際に少しでも疲れをとるために、必要な方はアイマスクやクッション、ブランケットを持参しましょう。
必要なアイテムや文具に関しては以下にまとめています、チェックしてください。
プラン・ルートの確認
今日の時間の使い方や、ルートの確認を行いましょう。交通機関を使う方は念のため運行状況の確認も。
もし、予定通りの行動ができなかったり、予想外の事態が起きていれば、慌てずに代替の計画を立てましょう。
確認事項一覧
- 交通機関の運行状況
- 会場までの交通機関はダイヤ通りうごいていますか?動いていなくても冷静に。別ルートで移動できるようにプランを練り直しましょう、必要以上に焦らないでくださいね、試験に差し障ります。
- 立ち寄る施設の確認
- 試験前に立ち寄るカフェやファミレスがあれば再度ルートと営業状況を確認しておきましょう。
- 昼食や間食、飲み物を買いたい人は、事前に購入しておくことをおすすめします。
学科試験と実技試験の合間の昼休みは、長いようで短いです。
昼休みに少しでも実技の勉強をしたい人は、学習が中途半端にならないように昼食は準備しておきましょう。
昼休みは完全にリフレッシュに使いたい受験生は、むしろ息抜きがてら近くのコンビニまで買い出しに行く方がいいでしょう。
メンタルケア
これまで過去問演習を行ってきたのと同じ平常心で試験に臨んで下さい。
平常心を保つ、自信を持って受験に臨むためにできることは色々やっておきましょう。
例えば…
- ゲン担ぎやよいジンクスを実行する
- 人それぞれ色々なジンクスやおまじない、ゲン担ぎがあると思います。忘れずにやっておきましょう。
- 僕は特にジンクスやおまじないはやっていませんでしたが…。
- 縁起の悪いことに気を付ける
- 【落ちる】【転ぶ】【つまずく】【滑る】など、くだらないですが気を付けましょう。特に冬試験は滑るとか転ぶとかは注意です。逆を返せば、道中も慌てず会場に到着できる平常心があれば、本番でも慌てずに済むということでしょう。
- これまでの頑張りを思い出す。
- これまでの努力や道程を思い出してください。合格できるだけの努力と勉強をしてきている受験生であれば、【あれだけやったんだから大丈夫だ】と自然と思えるはずです。
- ぶっちゃけ、試験を受けるまでもなく合否は決まっているようなものです。ここまでやるべきことをやっている受験生は合格しますし、やるべきことをやれなかった受験生はミラクルがなければ合格できません。
- これまでの努力を信じて、あとは本番で実力を発揮するだけです。これまでの過去問演習と何も変わりません。平常心で頑張ってください。
- 朝食を食べる
- 脳を働かせるために糖分が必要です。きちんと炭水化物を摂りましょう。
- 最も頭をフル活用したい時間の5~6時間前に摂取するのが理想的ですが、試験開始時間は10時前なので、それが難しければ朝の7時や8時ぐらいには済ませておきたいですね。
- 満腹状態や食事直後は、消化にエネルギーを使うため頭が働きません。直前に食べ過ぎることのないようにしましょう。
- 空腹状態もよくありません、試験前に空腹の場合は消化の良いゼリーや小腹を満たす程度の軽食を取りましょう。
- いつも通りの学習をする
- いつも使っているテキストや、いつも行うような学習を隙間時間に行いましょう。
- 不安要素があるなら、いつも通りのやり方で復習してなくしておきましょう。
- いつも通りの学習で、いつもの過去問演習のように本番も取り組めるようにしましょう。
試験会場編
試験当日の最初の敵は【非日常感】です。
会場の雰囲気に呑まれてしまわないように、時間にゆとりをもって入室しましょう。
会場到着~試験開始までの確認
会場内で確認すべきことはけっこうたくさんあります。
- 机上の広さ・スペースの確認
- こればかりは当日しか確認できません。会場に着いたらすぐに、自分の座席と机上のスペースを確認しましょう。
- 手持ちのプリントやテキストを広げて、実際に問題を解いてみるシミュレーションをしてみましょう。
- スペースの広さ、机の傾き(床と水平ではなく、手前側に傾いている机もあります。)など、いつもと違う机に戸惑わないようにしましょう。
- 筆記具・受験票・時計などのレイアウトの確認
- 試験中は机上に置いておかないといけないものがあります。筆記具や受験票が最たる例です。
- 試験中にストレスを感じずに済むように、自分なりの配置やレイアウトを考えておきましょう。
- 会場内の確認
- 会場に時計があればどこにあるか。
- 万一の際の非常口はどこか。
- 空調や照明等、何か自身にとって不都合や不利になることがなさそうかなど確認しておきましょう。(僕は経験がありませんが、空調が直に当たる・証明が明るすぎor暗すぎるなどの理由で受験に差し障りが出そうな場合は早めに試験管に申請しましょう。試験前であれば何かしら便宜を図ってくれるかもしれません。逆に受験後にいくら言ったとしても、配慮してくれることはないでしょう。)
- 会場の部屋番号の確認。お手洗いや気分転換など、意外と会場の外にでるタイミングはあります。自分が何号室に戻ってくればいいか、迷わないように部屋番号をきちんと確認しましょう。
- お手洗いや休憩スペース、自動販売機等施設設備の確認
- 試験直前や合間の休憩時間に、予定通りの時間を過ごせるように細かいですがお手洗いや自動販売機、休憩所などの場所は簡単に確認しておきましょう。
- 外の空気を吸いたい場合どのルートが最短か、最寄りのお手洗いが混み合ってて時間がない場合他にどこにお手洗いがあるのか…など、無駄な動揺を少しでもなくせるようにしましょう。
試験前最後の学習に関して
試験前最後の学習内容は次の2つの意味のどちらか、もしくは両方を意識して選んで下さい。
①短期記憶詰め込みor出題内容のヤマ張りによるダメ押し点数UP
②平常心を取り戻すための最終確認
実際のところ、最後の数十分の学習が合否に大きく関わることはないです。
が、試験直前にテキストで見た内容が出題されることもしばしばあり、決して無関係とは言い切れません。
①短期記憶詰め込みor出題内容のヤマ張りによるダメ押し点数UP
これを意識するのであれば…
- 天気図・天気記号・気象法規・警報や注意報の基準数値など
- 十種雲形の名前や特徴、雲記号の確認
- 熱力学・力学の計算式・公式
- 気象測器の仕組みやシステム
- 地名・海域名等の漢字や位置、読みの確認
このあたりの範囲で、【不安要素がある・うろおぼえ・よく間違える】ところを復習しておきましょう。
覚えるだけでは対応できない問題は、表面的に覚えただけでは点数につながらないこともおおいので、詰め込んでもあまり意味はありません。
②平常心を取り戻すための最終確認
ここを意識するのであれば…
- 毎日、日課・ルーティーンにしている暗記もの
- いつも復習に使っている自作ノートやファイルの見直し
- 前日以前に決めていた、試験当日の学習計画を予定通り実践
- 思いつく限りの不安事項の見直し・最終確認
こんな感じでしょうか。
いつもと同じことをやることで緊張を解きほぐしましょう。
試験前最後の学習に関して、そら坊のアドバイス
試験前最後の学習に関して、そら坊からのアドバイスです。
できれば、テキストや暗記ものを読むだけでなく
【手を使って書く学習】
を試験直前に取り入れてください。
書く学習を取り入れることで、慣れない机上でスムーズに書くことができるかや消しゴムや文具の配置、消しカスをどう処理するかなどを事前に試してみることが出来ます。
加えて、試験前に手の筋肉や感覚を起こしてあげる必要があります。
特に実技試験の受験生は、記述速度や精度で合否が決まってきます。
試験本番で、その日初めて文字を書いたということにならないように、書く練習を当日もしておきましょう。
冬の試験は寒さとの勝負にもなります、手のかじかみや震えに対応できるようにしましょう。
試験会場の雰囲気に慣れる
試験会場といつもの学習環境との一番の違いは
【他の受験生がたくさんいる】
という点です。
試験会場には、志を同じくした仲間でもライバルでもある受験生がたくさんいます。
老若男女問わず、いろんな受験生がいます。
過ごし方もみんなバラバラです。
50%ぐらいの受験生は勉強や最後の見直しをしています。
残りの50%の内30%の受験生はボーっとしたりリラックスしてたりです。
残りの20%は受験生同士で楽しそうに雑談したりして過ごしてます。
雑談している受験生は、きっと講座やスクール、SNSでつながりがあったのでしょう、とても初対面同士とは思えない打ち解けっぷりです。
なんというか異質な空間です(笑)
割合の違いはあれど、本当に老若男女が入り乱れています。
無秩序・無作為に集められた赤の他人が、思い思いに過ごしています。
しかも気象予報士試験は【ほかの受験生との競争で合否が決まる】試験です。
静かに集中して学習したい人もいれば、仲間と雑談して緊張を紛らわせようとしている人もいます。
僕は一匹狼で、誰とも会話をせずひたすら勉強し、合間におにぎりやチョコを食べていたので、それはそれで異質な受験生の一人だったと思います。
自分のことで精一杯でした。
たぶん、机で勉強している受験生にとっては、騒がしい受験生は煩わしかったと思います。
これは主観ですが、10~20代ぐらいの若い世代とシニア世代は会場でも静かに落ち着いていましたが、40代前後の男性の受験生は仲間同士で盛り上がっていた印象です。
ともかく、会場の異質な雰囲気や、慣れない雰囲気に戸惑わないようにしましょう。
当日会場で少しでも勉強したい方は、集中できるように耳栓を持参したり、なにかしら対策や準備をしておくといいかもしれません。
あと、不思議なことに、他の受験生がとても賢く見えます。
勉強している人に対しては【直前まで自分を追い込んで勉強しているんだな…】
雑談している人に対しては【雑談できる程余裕があるんだな…】
といった感じです。
どうしても意識してしまうと思いますが、あまり周りの受験生を気にしないようにしましょう。
結局【自分の力を出し切れた受験生だけが合格する】ようにできています。
どれだけ賢く見えても【会場にいるほとんどの受験生は不合格】になるんです。
その会場内でTOPを取るのは自分だ、ぐらいの意気込みで自信をもって頑張りましょう。
試験5分前編
試験が始まってしまうと、もうこのページは見れません。
試験で忘れてはいけないことをまとめます、最終確認に活用ください。
なお、スムーズに確認できるように、箇条書きです。
トイレ行たいなら遠慮も我慢もせず挙手
受験票を机上へ、セロハンテープで貼り付けとこう
文房具や道具、時計も机上へ
時間あっているか確認してね
シャープペンシルの芯、今の内に補充しとこう
消しゴムが汚れてたらきれいにこすっておこう
鉛筆削っとこう
机上に消しカスとか削りカスとか書き残しがないか確認しよう
テキストとかは片付けよう
クリップとかすぐ使えるように整理しとこう
コンパスも開いとこう
試験時間再確認しとこう
雲の名前で悩んだらとりあえず積乱雲って書いとこう
時計回りは暖気移流・反時計は寒気移流
深呼吸しよう
大丈夫だから自信もって頑張ろう
緊張するならいつも勉強している環境を思い出してみよう
もっかい深呼吸しよう
名前・受験番号書き忘れない
受験番号ぐらい暗記しちゃおう
制限時間を忘れないように
自分なりのルーティーンやルールを見失わない
問題文をよく読もう、指定やヒントを見逃さない
聞かれたことだけに答える
迷いすぎない、跳ばす勇気も大事
ケアレスミスをしない
見直しをする
勢いで解いて、冷静に見直す
初見の問題は絶対に出るから出ても慌てない
1問わからなくても、7割取れば合格
自分が解けない問題は周りも解けないから慌てない
問題文をよく読もう、指定やヒントを見逃さない
聞かれたことだけに答える
手が震えるのは最初だけ。そのうち収まるから気にしない
こんな感じです。
健闘を祈ります。
頑張ってください。