前半をまだ読んでいない方は前半からお読みくださいませ。
作図アイテムの使いどころに関してと定規に関してまとめています。以下です。
定規に加えコンパス・ディバイダが作図問題に必須
ということで、前半で紹介した定規類に加え
【コンパス】と【ディバイダ】
が気象予報士試験では必須アイテムとなります。
今回はコンパスとディバイダについてまとめていきますね。
ディバイダとは?コンパスとの違い
初学者にとって最初の疑問
初学者にとっては
「そもそもディバイダってなに?」
ってところからだと思います。
僕も初耳でした❕❕
ディバイダとは、二点間の距離・長さを計測したり、それによって距離や長さを等分割したりする製図用品の一種です。
見た目はこちら。
実際に僕が持っているディバイダです。
はい、まんまコンパスですね。ほとんど見た目は変わりません。
片方の足先が鉛筆で、もう片方が針であればコンパスですが、ディバイダは両足先とも先の細い針となっています。
見た目に大きな違いがないのと同じように、気象予報士試験においては、両者の用途に違いはほとんどありません。
かといって、どちらかを適当に選ぶことはお勧めしません。
ディバイダとコンパスの比較
ディバイダはコンパスに比べて、より精密に距離・長さの計測が可能です。
片足先が鉛筆の芯となっているコンパスは、両足先が先の細い針であるディバイダよりも芯が太いため、その分誤差が出てしまいます。
が、気象予報士試験においては、コンパスの精密さでも十分対処可能です。
逆にコンパスにしかできないことがあります。
それは円を書ける点です。
任意の半径の弧や半円、真円を書くことはコンパスでしかできません。
ディバイダでは不可能です。
解答用紙に実際に作図を行わなければいけない気象予報士試験では
筆記のできるコンパスは不可欠
です。
なので、気象予報士試験においては
コンパスはディバイダを兼ねる
と、僕そら坊は思ってます。
さて、ディバイダに関して簡単にまとめたところで…
受験生のほとんどが一度は必ず通る問題に関してまとめていきます。
コンパスとディバイダ両方必要か問題。違いと選び方。
受験生が一度は通る永遠のテーマ(僕が勝手に決定)
僕が勝手に思っているだけですが、ほとんどの受験生は一度は思ったことがあるんじゃないでしょうか?
【コンパスとディバイダ両方必要か】
というテーマです。
ディバイダのことをこの記事で初めて知った人の中にも
「結局両方必要なの?」
って思った方もいるかもしれません。
どのように選んでいけばいいのでしょうか?
一度は必ずコンパスとディバイダを試してみる
前半の記事でも触れていますが、実技試験対策をこれから始める受験生は必ず
コンパスとディバイダを一度は準備し使い心地を試してみましょう。
もしかしたらコンパスとディバイダのうち、どちらかは使わなくなるかもしれません。
実際に僕も、最終的にはディバイダは使わずコンパスで兼用していました。
しかし、必ずコンパスとディバイダを試してみてください。
試してみたうえでディバイダを使わなくなる可能性もあります。
が、その数百円の出費を惜しんだことで合格が半年先延ばしになるかもしれません。
受験料と同じ必要経費と割り切りましょう。
ということで、タイトルのよくある疑問に対して、僕、そら坊なりの回答をさせていただくと。
コンパスは必須・ディバイダはお好み
まず、コンパスとディバイダのそれぞれが必要かというよくある疑問なんですが…
僕の主観としては見出しに書いたように
【コンパスは必須・ディバイダはお好み】
かなと思います。
実際、僕は最終的にコンパスのみで試験に臨みました。
当日は会場に持って行ってすらいません。
実技試験の限られた75分の中で、コンパスとディバイダの二つの道具を使い分ける手間やロスはできれば削減したいので、1つのアイテムで兼用できるならそうするべきです。
また、二点間の距離や長さを計測したり、等分割に近い作業をしたりすることもあります。
が、ディバイダほどの精密さ・正確さで計測を行わずとも、コンパスの計測で十分正答をもらえる試験内容となっているというのが、僕の所感です。
しかし、あとでまとめていきますが
ディバイダにもメリットや良い点はあるので、人によっては併用を検討してみてもよい
と思います。
次のページでは、僕そら坊が愛用していたおすすめコンパスとディバイダを使うメリットとおすすめディバイダを紹介していきます。